あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

1960年代

ぼくはチープでレトロで、ちょっとカルト「2889 原子怪人の復讐」(1967)の巻

S原:さあ、マニアだけが喜ぶシリーズ、今回はこちら! Y木:2889って……2889年という設定か? (あらすじ) 2889年、核戦争により人類は絶滅する。ジョン・ラムジー博士は10年以上前からこの日を予見して、ネバダにハウス型の核シェルターを建設し、娘のジョ…

1960年代の邦画を観てみる!「獣の戯れ」(1964)の巻

S原:今回は三島由紀夫原作! Y木:知らんわ、この映画は… (あらすじ) 三島由紀夫原作のラブロマンス。若尾文子演じる美貌の妻と半身不随の夫、彼女を愛する若い男の関係を描く。 優子は夫の浮気に悩んでいた。ある日、彼女を慕う青年・幸二が夫に重傷を負…

1960年代の邦画を観てみる!「危(やば)いことなら銭になる」(1962)の巻

S原:今回は日活アクション! Y木:宍戸錠かー。 (あらすじ) 宍戸錠が“ろくでなし”キャラとして暴れまわる、中平康監督によるコメディ・アクション。紙幣印刷用のスカシが入った和紙が強奪。ニセ札の贋造名人をめぐり、“エースのジョー”らが非情な殺し屋と…

1960年代の邦画を観てみる!「弾痕」(1969)の巻

S原:今回は加山雄三! Y木:おお、和製フィルムノワールやな。 (あらすじ) アメリカ諜報局極東派遣員・滝村憲(加山雄三)。彼に流れているのは日本人の血。しかし、彼は生まれ育ったアメリカのために働いている。彼の仕事は、生きた標的を撃ち抜くこと。…

1960年代の邦画を観てみる!「御金蔵破り」(1964)の巻

S原:今回は、乾いたタッチの時代劇サスペンス! Y木:へえ、昔の邦画では珍しいな。 (あらすじ) 取られる首は一つだが、盗る小判は三萬両!天命知らずの悪党が、江戸城狙って大ばくち! 貧しいがゆえに、権力に媚びねばならぬ侍稼業を棄てた、旗本くずれ…

1960年代の邦画を観てみる!「怪談」(1964)の巻

S原:今回は怪談! Y木:小泉八雲か。へえ。 (あらすじ・解説) 「人間の條件」「切腹」の小林正樹監督が、小泉八雲の「怪談」に収録された4編をオムニバス形式で映像化し、1965年・第18回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した作品。生活苦から妻を捨…

1960年代の邦画を観てみる!「新源氏物語」(1961)の巻

S原:今回は原作に忠実な源氏物語ですよ。 Y木:ほう。チョイスが渋いな。 (あらすじ) せめて一夜でも光の君と……女性なら誰でも一度は憧れた夢の恋を現代に結ぶ絢爛の大ロマン! 宮廷の全女性の憧れ、光源氏は、時の権力者左大臣の娘・葵の上を正妻とし、順…

1960年代の邦画を観てみる!「女経」(1960)の巻

S原:今回はオムニバス映画! Y木:ちょっと変わった映画っぽいな。 (あらすじ) 増村保造、市川崑、吉村公三郎という、大映が誇る三大監督によるオムニバス映画。主演の三大女優(若尾文子、山本富士子、京マチ子)による競演も話題になった。 S原:これは…

1960年代の邦画を観てみる!「セックス・チェック 第二の性」(1968)の巻

S原:今回はこれ!レンタル店で女性は借りにくいタイトルの映画です。 Y木:変なタイトルやな。ポルノか? (あらすじ) 南雲ひろ子は日本記録まであと一歩というところまで迫るスプリンター。しかし、セックス・チェックの結果、男女両方の生殖器を持つ「半…

1960年代の邦画を観てみる!「風と樹と空と」(1964)の巻

S原:今回は、吉永小百合! Y木:こんなブログで吉永小百合を取り上げる日が来るとは… (あらすじ) 沢田多喜子(吉永小百合)が故郷から集団就職の一員として上京し、高校時代のクラスメイトである手塚新二郎(浜田光夫)、高柳武雄(和田浩治)、小石信子(平山こ…

1960年代の邦画を観てみる!「蛇娘と白髪魔」(1968)の巻

S原:今回は楳図かずお! Y木:うひょー、楳図かずおか。 (あらすじ) 孤児院で暮らしていた小百合が南条家に引き取られた。だがその家には、姿を隠しているもう一人の少女が居た。やがて小百合は、不気味な白髪の女に命を狙われる……。楳図かずお原作の怪奇…

麻雀映画 第8局!「女流闘牌伝 aki -アキ-」(2017)の巻

S原:今回は女流雀士!というか、15歳の女の子が麻雀をします! Y木:15歳! (あらすじ) 雀荘で生まれ育った少女・アキ。15歳の冬、ボストンバッグひとつで東京にやってきた彼女が求めたのは、自分の力だけで勝ち取る「本物の人生」だった。自身が持つ唯一…

観た後に誰かに話したくなる映画 10選!「血の祝祭日」(1963)の巻

S原:さあ、最後は1963年製作のスプラッターですよ。 Y木:ハーシェル・ゴードン・ルイス…どっかで聞いたことのある名前やな。 (あらすじ) エジプト料理店を営む男ラムゼスは、古代エジプトの女神イシュタールの崇拝者だった。自らを高僧の生まれ変わりだ…

「女と女と女たち」(1967)の巻

(あらすじ/解説) 『ひまわり』などの名作を遺した巨匠、ヴィットリオ・デ・シーカが手掛けた7人の女性をめぐるオムニバスドラマ。『愛と追憶の日々』のシャーリー・マクレーン、ピーター・セラーズら豪華キャストが出演。 今回は、いつもと違って一人語り…

ぶっ飛んでる映画特集!「復讐の歌が聞こえる」(1968)の巻

S原:今回は昔の日本映画です。 Y木:へえー。 (あらすじ) 原田芳雄のスクリーン・デビュー作となったサスペンス・ミステリー。城所一族によって会社と恋人を奪われ、家族を死に追いやられた竹中。それから13年後、城所の周囲で次々と謎の殺人事件が起こり…

フランス映画カルト3番勝負!「アイドルたち」(1968年)の巻

S原:みなさん、コマンタレブ?フランス映画カルトシリーズ、今回はこちらです。 Y木:ほー。 (あらすじ) 1960年代のパリを舞台に、アイドルたちの記者会見から華やかな世界の嘘や裏側などが暴露される物語を描いた、マルク’Oが贈るフレンチ・ヴィンテージ…