S原:今回は、ちょっとエッチなこれです。
Y木:知らん……流行ってるの?
(あらすじ)
危険なラブ・ゲームを楽しむ大学生たちのエロスとサスペンスを描いた人気シリーズ第3弾。プレイボーイのジェイソンはプレストリッジ大学一の美女キャシディの気を引こうと“気弱なパトリックと寝たら1万ドル”という賭けを提案する。さっそくキャシディはパトリックの誘惑にかかるが、パトリックの本性は危険で卑劣なものだった。次第にエスカレートするパトリックの狂気にキャシディは恐怖を感じ始めていく……。
S原:いや、ぼくも流行ってるかどうかわからんけど、こうやって続編が出来るくらいやから人気があるんやろうな。これはオリジナルビデオみたい。前からタイトルだけ知ったんやけどな。今回、はじめて観たでござる。
Y木:どうやった?
S原:単純に面白かった。ちゃんと出来てるし、役者たちもなかなか良い。舞台はたぶんカリフォルニア。開放的で明るい雰囲気の大学で、大学生たちは恋愛のことしか頭にないねん。
Y木:バブル時代の大学生みたいやな。
S原:どちらかというと「初体験リッジモンドハイ」(1982)やな。
Y木:あー…あの映画……(絶句)
S原:すごい映画やったけどな(笑)まあ、あれほどぶっ飛んでないけど、基本的にはあのノリやな。プールにはいってイチャイチャしたり、きれいなホテルでチョメチョメしたり、電話プレイしたり、浮気プレイしたり、夜の公園プレイしたり、遠距離恋愛プレイしたり……
Y木:「エロトピア」みたいやな(苦笑)
S原:うん。やたらと女優も胸を強調するしな。
Y木:そういう映画やからな。
S原:個人的には胸よりも「脚」と「お尻」をフューチャーしてほしかったな。
Y木:おまえの趣味はどうでもええ。というかキモイからやめろ。
S原:この映画の登場人物たちは性欲も旺盛やけど、「狙った相手をモノにする」という駆け引きが主体やねん。
Y木:男性が女性をターゲットにするみたいな?
S原:女性が男性を狙うパターンもあるけどな。とにかく「男と女のラブゲーム♡」やな。
Y木:武田鉄矢か。
S原:これはストーリーを詳しく話せません。だって展開が分かってしまうと全然面白くないから。これ以上話が出来ないのが申し訳ない。上のストーリーは、序盤20分くらいでこのあともどんどん続きます。
Y木:いかに女(男)をゲットするか?ってことか。
S原:そうそう。それが延々と続く。けどちょっと文句を言いたくなるわー。おまえらなー、大学生なんやからちょっとは勉強しろよ!
Y木:おれらも全く勉強せえへんかったやん。
S原:そうだった。ぼくたち全然勉強しなかったネ、テヘッ♡(コツン)
Y木:きもいからやめろ。こういう映画はあれやろ。エロチックなところが見どころなんやろ?
S原:うん。結構キレイに撮れてるから、これで良いと思う。男性諸君でエロ目線でみたい人は、物足りないやろうな。
Y木:恋愛ゲームというかサスペンス要素はどうなん?
S原:どんでん返しがたくさんあって、楽しめます。
Y木:へえ、どんでん返しがあるんや?
S原:すごく単純やし、「どんでん返しのためのどんでん返し」やけどな(笑)要するにマンガやと思えば、面白く観れると思う。
Y木:やっぱり「エロトピア」やがな(笑)
S原:イエース。さあみなさん、ラストがとってつけたようですが、それでOKなんですよ。超単純ですが、わりとイケます。友達と一緒に観るのにピッタリですよ。それにしても、大学に行ってもこんなことばかりしているから、アメリカ人の知性は低いまんまなんでしょうね。もしも、生まれかわったら、みんなアメリカの大学生になりましょう!ハッピーチョメチョメライフです!