S原:さあ、今回から疲れ気味の続編をまとめて紹介しますよ。今回はポリアカ!
Y木:続編映画特集か。それはええけど、「あなたの知らないDVD」という括りから逸脱してるんちゃうの?続編が出来るくらいやから、たいていの人はタイトルくらい知っている映画やろうし。
S原:あーん、それは言っちゃダメッ。「意外と観てない続編」ってことで、よろしく哀愁!
(part6のあらすじ)
エース、フラッシュ、オックスの強盗3人組による”カオス作戦”と呼ぶ宝石商や銀行を狙った強盗事件が多発していた。張り込みをしていたハリス警部とプロクター警部補はまんまと犯人に逃げられてしまい赤っ恥を掻されてしまう。ハリスはハースト本部長に呼び出され、汚名返上とばかりに特別捜査チームの指揮を執ることになったのだが、協力者があのポリスアカデミー校長ラサールだった!さらに例によって駆けつけたのはポリアカ卒業生ばかり…。またまた愉快なお巡りさんたちが暴れまくる!
(part7のあらすじ)
ロシア・モスクワ警察署長アレクサンドル・ニコラエフ・ラコフは、ロシアンマフィアのボス、コンスタンチン・コナリに手を焼いていた。エリツィン大統領から対策を求められたラコフ署長はアメリカのポリスアカデミー校長エリック・ラサールに協力を求める。かつてラサールはアメリカに拠点を作ろうとしたロシアン・マフィアのゴッドファザー、コナリを逃がしてしまった過去があり、ポリアカ卒業生太刀を招集し、さらに警察アカデミーの訓練生カイル・コナーズを加えてモスクワへと飛び立った。遂に愉快なお巡りさんが国境を超えて暴れまくる!
S原:これ、みんなで姫路に泊まった時に観ようと思って、持っていたんやけどな。
(S原注……我々2人の後輩(ねねやん)が、兵庫県・姫路で『ガハハハウス』というゲストハウスを営んでいて、大学時代の友人たちとたまに泊まりに行く。みなさん、すごく良い宿なので姫路に行ったときは利用してあげてくださいませ~♡予約時に『このブログをみて泊まった』と言ってくれれば、S原が(たぶん)会いに行きます。DVDもあげちゃいますよ~♡)
Y木:あー持ってきてたなあ。みんな見て見ぬふりをしてたけど。
S原:これを、みんなで観たら盛り上がってたと思うんやけどな。
Y木:盛り上がりません。一人で観ろよ。
S原:で、じつは今までこのポリアカ・シリーズはpart1とpart4しか観てません。そして1は記憶に全く残っていません。4は全然面白くなかった記憶しかありませぬ!
Y木:じゃあ、何故このシリーズを観る…?
S原:いやいや、あなた。こういう映画のDVDが中古店の棚に安価で並んでいるのを想像してごらん?スルー出来る?イーエ、出来ませぬ。そのままレジに持っていくのが通常やって!
Y木:異常や異常!
S原:まあ、そういうわけで観たよ。結論から言うと、個人的には「6」は楽しめました。
Y木:ほんまかいな。
S原:ほんまです。でも「7」はどうにも冴えないのよなー…この映画を観た人はわかると思うんやけど、ストーリーは大したことないやん。おバカな警察官たちのハチャメチャさを楽しむわけやろ。で、その楽しさは「キャラクター」の魅力やと思うねん。
Y木:まあな。いいかげんな奴がいいかげんなことをするというか。
S原:そうそう。それが6ではそれが割とかみ合ってます。風船で空に飛んで場面とか何週も周回遅れでおもろいで。でもねえ、7では単純に頭の悪い人たちがいるだけという…(苦笑)
Y木:頭の悪い人たちって。おまえに言われたくないやろなー…
S原:舞台はモスクワなんやけどな。ほんまに邪魔をしに行っただけ(笑)まあ真面目にレビューするもんでもないけど、このシリーズが打ち止めになったのも分かります。
Y木:ストーリーとか話さへんの?
S原:ストーリーかい?Oh、ストーリ~♪、Oh、そんなものはないのさ、ベイビ~♪
Y木:ごまかすな。
S原:みんな、そういうのを期待してないのさ(微笑)
Y木:もうやめろよ、このブログ。
S原:というわけで、伸びきったジャージのズボンのようなユルユルのお笑いが好きな人は楽しめると思いますが、まあ普通に映画が好きな人はわざわざ観なくてもよいか、と。
Y木:はじめから分かってるがな。
S原:だがしかし!
Y木:え?
S原:だがしかし!ぼくにはわかるんですよ!
Y木:何が?
S原:このDVDを見つけたら、きっと手にとってしまう読者の姿が見えるんです!
Y木:手に取りません。
S原:さあ、あなたもポリアカメンバーの一員として明日からも頑張りましょう!オー!
Y木:今回はひどいなあ……