あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

「名探偵シャーロック・ノームズ」(2018)の巻

名探偵シャーロック・ノームズ

 

S原:今回はこちら。ホームズじゃなくてノームズ!

Y木:ノームズ?

S原:庭によく置いてある人形(庭小人)の事です。

Y木:あー陶器のやつか。

 

(あらすじ)

庭人形ノームのノミオとジュリエットは、家族や友人と共に、ロンドンのとある家の庭で家族や友人たちと平和に暮らしていた。しかし、ある日、ノミオとジュリエットが帰宅すると、庭中のノームたちが何者かによって誘拐されていた! 二人は、名探偵シャーロック・ノームズとその助手ワトソンと共に消えた仲間の行方を追い、事件を解決すべく、広い世界へ冒険に出る。しかしその事件の影にはノームズの宿敵モリアーティがいて・・・

 


Y木:完全にシャーロックホームズのパロディやな。

S原:そうそう。可愛い人形たちが大活躍!です。

Y木:どうなん、出来は?

S原:まあ……普通かな。

Y木:やろうな。

S原:というか、ちょっと子供っぽいかな。

Y木:そういう映画なの! 子供向けのやつ! 

S原:画像というのかCGはやっぱりすごいよ。人形の陶製のニュアンスもあるしな。生身の人間やとCGは違和感があるやん。とくに表情とか。でも人形なら多少オーバーアクトでも問題ないように感じる。

Y木:なるほどな。

 

シャーロック・ノームズ:シャーロック・ホームズを再訪するアニメーション映画 - Sortiraparis.com

 

S原:ただ、肝心のストーリーがな……。正直、あんまり面白くないです。これは実は2作目で前作は『ノミオとジュリエット』という映画があるらしい。でも日本では公開されていないし、話は別物みたい。

Y木:へえ、でも前作がヒットしたから作ったんやろ。

S原:やろうな。小学校低学年が観たら楽しめると思うねんけど、全部が中途半端やねんなー。ホームズのパロディなのか、ノームたちが悪役(モリアーティ)と戦う冒険ものなのか、ミステリー要素もいれた子供向けの推理ものなのか。あなた、どう思う?

Y木:知らんがな。

 

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S原:話は、上のあらすじの通り。一応、ミステリー要素も少しあるけど、うーんまあ……という感じですな。

Y木:それはそうと、人間も出てくるんやろ。人間とノームと共存しているという設定?

S原:いや一応、人間に見られそうになったら人形のふりをしてたわ。

Y木:あー「トイ・ストーリー」と同じ。

S原:うん、あれを狙ったんかもな。全体としてはよく出来てる方やと思うんやけどな。はじめにでてくるカップルとホームズ&ワトソンがメインなんやけど、どっちつかずというか。じゃあ、どうすれば良かったのか?と質問されれば、ちょっと答えに窮します。カップルがドタバタする話がよかったのか? ホームズが敵と戦う話がよかったのか? ノームたちのチームワークを前面に出す話がよかったのか? あなた、どう思う?

Y木:知らんがな。

S原:一応、カップルが主役やと思うねんけど、ちょっとした男女のすれ違いでケンカしたりするねん。ここが妙にリアルやねん。どっちの言い分も分かるみたいな(苦笑) そもそも陶器の人形に感情移入にしくいというのもあるけどな。

でも、アンディやバズには感情移入出来るやん。あれも人形やん。

S原:そうなのよなー……ということは、やっぱり演出なんかなあ。

Y木:まあ、子供向けの作品をおっさんがレビューするのもどうかと思うけどな。

S原:すいません。というわけで、話すこともあまりないので、今回はおしまい。

Y木:話すことないなら、取り上げるなよ……