あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

知られざる日本映画をさらに深堀り 15本! 「女子高生ミステリーサークル 身代り人形アリア」の巻

女子高生ミステリーサークル 身代り人形アリア [DVD]

 

Y木:また人形ホラー? 好きやなあ。

S原:レアな日本映画/DVDも今回でラストですよ!

 

 

(あらすじ)
山田花子」という本名を持つ4人の女子高生。オカルト好きな彼女たちは「女子高生ミステリーサークル」という魔術グループを結成している。全員学校にも行かず、藁人形やタロットカードにコックリさん…色んな呪術をゲーム感覚で楽しんでいた。そんなある日、「未来占い」という夢占いを試したところ、謎の池のほとりで4人のうちの誰かが死ぬ、という悪夢を見てしまう。4人の山田花子はレクターというサイバー呪術師に助けを求め、「身代わり」という禁断の魔術を敢行することになるのだが…。

 

S原:これ、パッケージがごっつい怖いやろ。

Y木:うん。

S原:でも、こういう映画ではなかった。

Y木:また詐欺かいな。

S原:まあ、なんというか昔のテレビ番組風に言うと「ドキッ! 女子高生たちの不思議体験の巻!」みたいな感じやった。

Y木:あーそう。

S原:最初に言っておきますが、役者のセリフがすべてアフレコです。しかも、別の人に吹き替えされてるねん。

Y木:別の人の声ってこと? なんで? 

S原:わからないです。違和感アリアリなんやけどな。これは演出なんかもしれんけど、ほんまにわからん。

Y木:でているのは日本人やろ? 

S原:たぶんな。よほどセリフが下手やったのか……しかも昔のアニメの声優みたいな喋り方でな。なんというかムズムズするような演出やった。

Y木:ふーん。話は? 人形が出るの?

S原:ちゃんと人形は出ます。

Y木:人形は怖いの?

S原:怖くありません。

Y木:あーそういう感じね。

S原:主人公は、山田花子という同じ名前をもつ4人のJKです。彼女たちは、その名前ゆえに苛められていて学校に行けません。4人集まっていろんな話をしています。それがのんびりと続きます。

Y木:はあ、のんびり。

 

女子高生ミステリーサークル 予告編 - YouTube

 

S原:いろんな呪術をしています。嫌い奴に藁人形で呪いをかけたりします。そうこうしているうちに、未来をみようという話になります。

Y木:それで?

S原:ネットでつながっている(?)呪術師のレクターというおじさんに相談します。「絶対ダメだ」「未来をみてもロクなことはない」と諭されます。

Y木:マトモなおじさんやがな。

S原:もちろん、JK たちは言うことを聞きません。結局、未来を見てしまって、これから不幸が起きることを知ってしまいます。それでまたレクターおじさんに相談すると、「身代わり人形を使うのだ」と言われます。自分たちの身を守るために(?)、人形をお風呂に浮かべたりします。

Y木:幼稚園児の遊びやがな。危険は回避できるの?

S原:できます。

Y木:それで?

S原:おしまいです。

Y木:なんか……毒にも薬にもならん映画やな。

S原:そうやねんなあ。あまりに薄味と言うか(苦笑) まあ、10代のアイドル(?)が好きな人にはええかもしれんけどな。しかし娘を持つ身やからかもしれんけど、実際に女子高生を見てみ? ただの子供やで?

Y木:まあな。

S原:個人的には20代でもヤングすぎると感じるからなあ。やっぱり30以上でないと女性の魅力はでないよ。

Y木:そういうもんかな。

S原:で、未亡人なんかもええやろ。色っぽくて。

Y木:そうかな。

S原:で、アパートの管理人とかして生計をたててるねん。

Y木:はあ。

S原:それでな。犬に亡き夫の名前をつけて飼ってるのよ。どう?

Y木:どうって言われても。

S原:きみ!

Y木:は?

S原:「それは、めぞん一刻やろ!」って突っ込むのが正解でしょーが!

Y木:知るか! そもそもめぞん一刻を知らんし!

S原:あー、あの漫画版の最後の展開は、評価が分かれるよなあ……(木星を見る)

Y木:……

S原:読者の皆さん、あれはOKかどうかコメントください~!

Y木:やかましいわ! この映画と関係のない話になってるがな!

S原:だって。

Y木:は?

S原:だって、この映画について、とくに話すことないねんもん。

Y木:もうやめろよ、このブログ……