あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

特定のアイドルファンのための映画(?)を観てみる!「脳漿炸裂ガール」(2015)の巻

あの大人気曲がボカロ史上初の実写映画化!~映画「脳漿炸裂ガール」公開! | VOCALOID ( ボーカロイド・ボカロ )

S原:今回はタイトルを観た途端に、買うのを決めたこの映画!

Y木:たしかに面白いタイトルやな。

(解説・あらすじ)

ニコニコ動画で再生回数が4000万回を超え、その世界観をもとに小説版も出版された人気ボーカロイド楽曲「脳漿炸裂ガール」を実写映画化。主演は、人気アイドルグループ「私立恵比寿中学」の柏木ひなた、「映画 暗殺教室」「ホットロード」などに出演する若手女優の竹富聖花

小さな頃から憧れていたお嬢様学校・聖アルテミス女学院に入学した市位ハナは、教室で目を覚ますとクラスメイトと一緒に檻に閉じ込められていた。そこで突然、携帯電話を使った謎のゲーム「黄金卵の就職活動」が始まるが、それは脱落すると脳漿が炸裂するという生死をかけたサバイバルゲームだった。ハナは同級生の稲沢はなと一緒に勝ち進んでいくが……。

 

S原:これ、ヤングの間で流行っていたボカロ曲を元に作ったらしい。主演は、アイドルの柏木ひなた竹富聖花です。

Y木:ほう。

S原:娘に聞いたら、結構有名な曲らしい。このブログでは映画単体の感想を話します。これは監禁されて、無理やりゲームに参加させられる話です。

Y木:最近、多いよなー、そういう話。

S原:面白ければなんでもOKなんやけどな。この映画の感想は後で言うとして、ストーリーを少し話すと、主人公はあこがれの聖アルテミス女学院に入学します。この学校には超金持ちの娘の3人組や、主人公が憧れる稲沢はなという女子もいます。彼女たちは白リボンをしていて、それは成績優秀の超エリートという証です。主人公は赤リボンで、普通の生徒という設定です。ある日、教師がいまから白リボンだけ面談をすると言います。主人公は関係ないので帰ろうとしますが、スマホを忘れて取りに戻ってみると、教師が白リボンの生徒たちを銃で撃っているとことに遭遇します。

Y木:ほう。

S原:そのまま、主人公も襲われます。そこで教師が「いまから面接(ゲーム)を始める」と宣言されて……という出だしです。

Y木:「バトルロワイアル」みたいやな。

S原:うん。だから、ゲーム自体が面白いか? キャラクターが良くて感情移入できるか? アイドル達が可愛く撮れているか?がポイントになると思う。

Y木:なるほど。

S原:第一面接(ゲーム)は、檻からの脱出の問題です。「第二面接会場は次のうちどれ? 1.生徒会室 2.音楽室 3.二年一組 4.体育館 5.屋上」正解すれば檻の鍵が開きます。

Y木:なぞなぞみたいやな。

S原:ヒントは、「▢という文字は正解に入っているか? ○個」「このヒントは僕からのラブです」

Y木:ふーん。

S原:どうです? Y木さん、わかりますか?

Y木:え、おれ? いやー全然分らんけど。

S原:ブー! 時間切れ! Y木さんは失格! はい、銃殺~♡

Y木:……なんか腹立つな。

S原:さて、次のゲームです。次の場所に移動する途中、通路にはセンサーがあり、センサーが反応すると人間を攻撃します。普通に通ることは出来ません。さあ、Y木さんはどうする?

Y木:えーと、ちょっと待って。ほふく前進で進む……いやあかんな。えーと、鏡を使ってセンサーを反射させる! どう?

S原:ブブー! ハズレ! 失格! 銃殺ね~♡

Y木:……腹立つわー。正解はなんやねん?

S原:教えません。

Y木:なんやねん!

S原:映画を観たらいいのですよ。

Y木:こんな映画、ええ年して観えへんわ!

S原:さて、次のゲームですよ。いいですか、次はクイズです。今回は協力プレイOKですから頑張って、Y木さん!

Y木:いや、協力プレイって。俺しかおらんし。

S原:「Q. 4つのうちウソは1つ。さあ何番? 1.稲沢はなは田篠を愛している 2.瀬繹マイカは味田レイコ失恋話をツイッターに書き込んだ 3.最終面接をクリアできるのは一名のみ 4.市位ハナは稲沢はなを裏切る気だ」

Y木:わかるわけないやろ! 映画を観てないんやから。

S原:ブブブブー! 時間切れ~ですねえ。はい、銃!殺!♡♡

Y木:おまえ、銃殺♡って言いたいだけやろ。がきデカか。それに最後の問題は訳が分からんぞ。

S原:観ていれば分かるのです。観ていないアナタがあなたが悪いのです。

Y木:おれをゲームに参加させるんじゃなくて、映画の話をしろって。

S原:まあこういう映画やったわ。

Y木:だから、どういう映画やねんって!

S原:さあみなさん。柏木ひなた竹富聖花のファンなら買いでしょう。映画としては、普通ですが、よく考えればゲームの設定がメチャクチャです。それよりも、あなた!

Y木:なんやねん。

S原:どうでもいいけどマカロン食べたい。

Y木:………え?