あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

スポーツ映画祭り!第8試合「ワールドカップに恋をして」(2007)の巻

ワールドカップに恋をして [DVD]

S原:今回は女子サッカー

Y木:「私、恋もサッカーも諦めない!」か。おっさんが観る映画じゃないよな(苦笑)

 

(あらすじ)

15歳の女子高生サラはW杯出場を夢見るサッカー少女。全米女子代表チーム入りを目指して、プロ・サッカーコーチの父親ギルの激烈な指導のもと日夜練習に没頭している。親友のトゥッティーはそんな彼女を案じて、もっと学生生活を楽しんだらと忠告するが、サッカーに夢中なサラは聞く耳を持たない。代表チームの候補に選ばれるには、U-19選手権大会の得点王になるのが必須。同じく代表入りを狙うライバルのレジーナとサラは激しい戦いを演じてゆく。そんなある日サラは同じ高校の写真部のカメラマン、ジョシュと出会う。アスリートを被写体としていたジョシュはサラの自在な動きに魅了され、またサラも彼の孤独で純粋な心に惹かれてゆく。ちょっと遅めの初めての恋・・・・・・でも事はなかなかうまく行かない。恋だの何だのの前に今は五輪やW杯出場のことだけを考えろと言う父親。試合や練習ばかりでろくに会う時間も作れない。一方で代表選考を目標とするサラは、シュートにこだわるばかりに試合で個人プレーに走り次第にチームから浮いてゆく。さらに、娘を最年少で代表入りさせるのが夢の父親と、娘自身の幸せを第一に考える母親との間もギクシャクしだして・・・・・・今、本当に自分が大切にしたいものって一体何だろう?そして迎えたU-19決勝戦、サラはある一つの決心を胸にピッチへと向かう・・・

 

S原:これは少年ジャンプの漫画みたいやった。

Y木:王道ってことか。

S原:うん。上のあらすじを読めば、別に映画を観なくてもいいくらい(笑)女子サッカーアメリカ代表(候補)を目指す高校生(15歳)が、サッカーに、恋に、青春にガンバっちゃう❤というだけの映画やから。

Y木:でも、まあこういう映画はそれでええやん。

S原:イエース、ザッツライト!これでOKやねん。さすが、ブラザー、よく分かってるぜ。

Y木:誰がブラザーや。

S原:で、こういう映画で一番大事なのは「主人公のキャラ」と演じる「役者」やと思うねん。主演は、リー・パイプスという女子。情報があまりなくてよくわからんけど、サッカー経験者やと思う。

Y木:ああ、サッカーのシーンの動きですぐにわかるもんな。

S原:そうそう。「豆腐プロレス」では、経験者のない女子がプロレスラーを演じてたけど、やっぱり無理があったやん?

Y木:なんやねん、「豆腐プロレス」って。

S原:サッカーの場面の動きもそうなんやけどな。ぜひリー・パイプスに注目してほしいところがあるねん。

Y木:どこ?

S原:太もも。

Y木:え?

S原:太ももに注目だぜ、ブラザー。

Y木:変態か。

S原:ちゃうねんって。「サッカー選手の太もも」なんやって。ルックスはすごく綺麗なんやで。劇中で友人に誘われて、着飾ってダンスパーティにいく場面があるねんけどな。それよりもユニフォーム姿が断然カッコいい。走りこんで鍛えた足で、フィールドで立つ姿はなかなかのもんやったで。

Y木:そうなんか。で、ジャンプっぽくアメリカ代表(候補)に選ばれるの?

S原:結局、選ばれません。最後に自分がシュートせず、チームメイトにパスをする。ゴールを決めたチームメイト(ライバル)が代表候補の合宿に行くことになります。

Y木:ほろ苦いラストか。本人は落ち込んだやろうな。

S原:いや、すぐに気分転換して、すぐにボーイフレンドとチュッって接吻してたけどな。

Y木:なんやねん。心配して損したわ。

S原:というわけで、もう直球勝負で明るく楽しい映画です。これなら、家族でみても無問題。女性サッカーに興味のある人にもおススメです。あ、大事な事言い忘れてた!

Y木:なに?

S原:この主演のリー・パイプスは、B級ホラーにも出演してるねん。意外に、お好きなんやろうか?

Y木:どうでもええわ。