あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

「ジュラシック・プレデター」(2018)の巻

ジュラシック・プレデター [DVD]

S原:今回は久しぶりにこういう映画!

Y木:中学生が考えたようなタイトルやな。

(あらすじ)

政府の研究施設で、太古のDNAを使って恐竜を復活させる実験が秘密裏に行われていた。成功を急ぐあまり担当の科学者が性急に実験を進めたため、T-レックスは異常な速さで成長をしていく。そして現代に蘇った恐竜は科学者たちを捕食・惨殺し、研究所を飛び出して近くのリゾート地へと消えていった。
政府機関から特命を受けた元軍人のホーキンスは、恐竜を絶滅させるため、昔の仲間を集めて傭兵チームを結成する。殺人兵器と化したT-レックスを退治することはできるのか?巨大な怪物との戦いが始まった―。

 

S原:ズバリ!男の子の大好きなものは、3つでしょう!

Y木:なんやねん、いきなり。

S原:それは、ロボット!ゾンビ!そして恐竜!

Y木:偏ってるなあ…

S原:いやほんまにそう思うで。だって、いまだに延々とこうやって恐竜映画が作られてるやん?誰かがDVDを買ったりレンタルしてるってことやろ?

Y木:まあな。一定のコスト回収が出来るということなんやろうな。

S原:うん。なので製作費が安ければ安いほど儲かる。そして製作費が安ければ安いほど、観ている人は苦痛が増す反比例になるという(微笑)で、この映画やけど、じつは結構イケるねん。

Y木:ほんまかいな。

S原:いや、面白くないで。面白くないねんけど、ちょっとだけ面白いねん。

Y木:わかりにくいなあ。

S原:まずオープニングがちょっとだけタランティーノ風です。主人公がカフェに行きます。主人公とカフェの店員がくだらない(けど噛み合わない)会話をする。実はカフェの(客からは)見えない場所に、強盗がひそんでるねん。それを察知した主人公が、かっちょよくやっつけます。このへんはテンポもええし、主人公が凄腕やとわかるので、グーです。

Y木:それで?

S原:主人公たちが、恐竜退治に行きます。やっつけます。おしまい。

Y木:端折りすぎやろ。

S原:ほんまにそれしか言いようがないねんって。ほかに何があったかな。あー思い出した。恐竜がヨダレをたらしてたわ。かなり大量にダラダラと。

Y木:あーヨダレ…

S原:あ、他にも思い出した。恐竜が頭しかでてこないねん。

Y木:あー頭…

S原:あとは何があったかな。あ、思い出した。内臓がビヨーンって出た死体が映ってたわ。

Y木:わかった。もうええ。聞いたおれが悪かった。

S原:こちらこそ聞いてくれてありがとう。

Y木:なんやねん、もう。じゃあ言うで、ほんまは聞きたくないで。聞きたくないけど言うで。ラストはどうなるの?

S原:ラストが知りたいのかい、モナミ?ラストは恐竜の卵が動くところで「ジ・エンド」なのさ……(ドヤ顔)

Y木:かっこよく言うな。しょぼい映画のくせに。

S原:でも短い映画(本編70分くらい)やし最後まで観れるよ。今回は久しぶりにZ級映画を楽しんだわ。

Y木:確かにこういう映画を取り上げるんは久々かもな。だれも喜んでないと思うけど。

S原:あ!大事なことを言い忘れてた!

Y木:なんやねん。

S原:「ジュラシック・プレデター」は同じタイトルの映画が2本あります。みなさん、間違ってレンタルしないでね~!

Y木:いや、人類のほとんどは、どっちも観ないから大丈夫ちゃう?

 

(もう一本はこちら↓これはこれで観てみたい気もするから不思議ですね・うふふ)

ソース画像を表示