あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

ちょっと疲れてきた頃の続編映画を観る! 「スピーシーズ4 新種覚醒 」(2007)の巻

スピーシーズ4 新種覚醒 [DVD]

S原:さあ今回は、スピーシーズ・シリーズの第4弾!

Y木:こういうのって、ほんまに好きな人が多いんやなあ…

(あらすじ)

自分が人間とエイリアンの遺伝子配合で作られた生命体だと知らずにいた女性が、ある時突然その本能に目覚め、人々に襲いかかるさまを描いたSFホラーのシリーズ第4弾。

 

S原:これはなかなか面白かった。シリーズとしては、「スピーシーズ 種の起源」(1995)が第1作ね。あなた、観たことある?

Y木:たしか観たはず。エイリアンなのにやたらと裸になるやつやろ(苦笑)

S原:そうそう。ああいうちょいエロSF映画が好きな人はおるから。ぼくが選ぶちょいエロSFは、「スペースバンパイア」(1985)(女性宇宙人が全裸で歩きます)、「ゼイリブ」(1988)(ラストで宇宙人とエッチしていて驚きます)、「悪魔の受胎」(1981)(土偶にチョメチョメされます)の3本やな。

Y木:なんやねん、土偶って。

S原:ほんまやねんって。土偶がエッチなことをするねんって!

Y木:シュールの極みやな……まあどうでもええわ。で、今回の映画はスピーシーズのpart4やな。ストーリーは続いてるの?

S原:いやまったく別物らしい。なので、どこから観ても楽しめるよ♡

Y木:楽しみたくないなあ…

S原:でも、第1作は結構面白いねんで。part2もpart3も女性がエイリアンになる設定なんやけど、ところどころプチ・ヌードがあるねん。

Y木:というか、それがウリなんやろ。

S原:うん。今回の主演女優はすっごいキレイやねん。スタイルもすごく良い。AVとは違ってパッケージ詐欺じゃなかった。

Y木:AVと一緒にするなよ。一応、SFホラーなんやから。

S原:ただなあ……

Y木:なんやねん。

S原:乳首。

Y木:は?

S原:乳首やねん。

Y木:なにが乳首やねん。

S原:こういう映画では、乳首は見せたらあかんねん。

Y木:知るか。

S原:いや、乳首は見せないほうがええねんって。

Y木:どうでもええって!

S原:あー、見えそうでみえない「あだち充」方式にして欲しかったなあ。そのほうが、逆にエロく感じるやん?「デラべっぴん」が何故いまだに人気があるかってことですよ、あなた。

Y木:なんで「デラべっぴん」で例えるねん。

S原:スピーシーズ・シリーズは絶対にそのほうがええと思うねんけどなあ…

Y木:もうええから、映画の内容の話をしてくれ。

S原:あ、そうそう。「炎のランナー」(1981)のベン・クロスが出演しています。

Y木:へえ、アカデミー賞撮った映画やん。ヴァンゲリスが音楽やろ。

S原:うん、映画よりもテーマ曲のほうが有名な映画な(笑)「炎のランナー」は地味やけど、すごい好きやねん。まさか、こんな知能指数0分署の映画でベン・クロスと再会するとは思わんかった。もっと主演作品を選んでくれよ~、ベン~!

Y木:わかったわかった。で、ストーリーは?

S原:あってないようなもんやな(笑)①主人公(ミランダ)の叔父さんがエイリアンDVAを使って、ミランダが「エイリアンと人間とのハイブリッド生物」になってしまう ②ミランダが裸になる場面が挿入される ③メキシコに行く(一緒に研究をしていた同僚がいるため)④ミランダが裸になる場面が挿入される ⑤メキシコでは、同僚が狂っていて女性(アズーラ)をエイリアンにしている ⑥アズーラが裸になる場面が挿入される ⑦ミランダとアズーラが女相撲をする(しかし、ミランダとアズーラはエイリアンになったあとなので、裸の場面はない) ⑧どっちかが勝つ(覚えていない) ⑨おしまい。……こんな感じ。わかる?

Y木:最後にどっちが勝つか覚えてないんかい。それに、もうちょっと紹介の仕方があるやろ。

S原:いやーこういう映画なんやって。でも前半は意外と丁寧に作っていて、結構雰囲気は良いねん。期待して観てたら、後半になると行き当たりばったりでメチャクチャ適当になったわ。チョメチョメするときも男性はなぜかパンツを履いたままやし。なんかのプレイ?(笑)

Y木:知らんわ。まあ、こういう映画は気軽に観れればええんちゃう?

S原:そうやろうな。「バタリアン2」(1985)とか「デッドリー・スポーン」(1983)を、真剣に観る人はおらんもんな。

Y木:なんで、しょぼい80年代の映画ばっかりで例えるねん…(苦笑)

S原:さあ、みなさん。この映画は結構楽しいです。つじつまがあっていないとか、設定がおかしいとか言ってはダメですよ。どうせ100年後には誰もこの映画を取り上げませんからね。我々が楽しまなくてどうするんですか。B級SFホラー好き、ちょいエロSF好きなら楽しめます。AVよりもこういうSFチラリズムが堪らない人のみゲットしてくださーい!