あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

どっちが勝つんだ? VS映画特集! 「エイリアン vs アバター」の巻

ついにあの『エイリアンvsアバター』の「勝手に戦え!」を超えるキャッチコピーが誕生してしまったようです「センスしかない」 - Togetter

 

S原:今回は、キャッチコピーの「勝手に戦え!」が秀逸すぎるこの映画!

Y木:DVD販売会社の担当者もやけくそなんやろうなあ。


(あらすじ)
201X年。地球に一体のエイリアンが潜入した。自由自在に姿を消せ、敵に乗り移れる能力を持つこの生物は、数々の惑星を滅亡させてきた強敵。そして、奴を追う、もう一人の宇宙人=アバターも地球人に変身し、捜索を開始した。一方、そんな事とは知らずに山にキャンプへやって来ていた大学生達は、一人。また一人とエイリアンの血祭りに。そう、人類根絶を企むエイリアンの戦いが始まってしまったのだ…

 

S原:これ、「勝手に戦え!」が素晴らしすぎて、Z級映画ファンの間では名が知れ渡ってるねん。

Y木:あーそう。

S原:マニア同士の会話では「アバター」とか「エイリアン」とか引き合いに出すときは、本家じゃなくてこっちがスタンダードらしいで。

Y木:適当に言うなって。怒られるぞ。

S原:ああ、大事なことを言い忘れた!

Y木:なんやねん。

S原:実は、別バージョンのパッケージもあるねん。

 

エイリアンVSアバター

 

S原:こちらのキャッチコピーは「地!球!決!戦!」です。

Y木:これもなんだかなあ。

S原:こっちも頑張ってるけど、やっぱり「勝手に戦え!」のほうが良いよな。

Y木:どうでもええなあ……

S原:どっちがええかなあ。ネットでアンケートをとったほうがええやろうか?

Y木:そういう何の生産性もない行動はやめろ。しかしなあ、マニア以外はこんなん観ないやん。しかも、このタイトルって日本で販売するときに勝手につけてるんやろ。

S原:甘いです。

Y木:は?

S原:舐めてもらっては困ります。

Y木:いや、べつに舐めてないけどやな。

S原:本当に原題通りです。Aliens vs. Avatars です。

Y木:あーそう。

S原:しかも、あなた。

Y木:え?

S原:ちゃんと、エイリアンもアバターもでてくるのですよ!

Y木:当たり前やろ! そういう映画なんやから。

S原:しかも、Aliens vs. Avatars と複数形なのに、1体ずつしかでませんのですよ!

Y木:どうでもええわ!

S原:ちょ、待てよ。(キムタクのものまね)

Y木:なんやねんもう。

S原:「ゾンビVSゾンビ」(2007)では、赤いゾンビと緑色のゾンビはでてこなかったことを、あなたはお忘れか!? あれに比べれば誠実ですよ、あなた!

Y木:どうでもええわ! そもそも観てないし!

 

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Y木:もうええから、はよ映画の話をしろよ。

S原:まあ、内容はとくに語ることないねんけどな。さっきも言ったけど、この手の映画ってごまかしが多いねんけど、一応、エイリアンもアバターがでてくるのが注目ポイントやな。

Y木:へえ。

エイリアンVSアバター 2/3 - ニコニコ動画

S原:まあアバターの方は、普通の人の顔に青色の絵の具を塗ってたけどな。しかも名前が「アバ」という(笑)

Y木:中学校の文化祭みたいやな。もしかして、エイリアンのほうは「エイリ」とか言うんか?

S原:いや、「スカイス」です。

Y木:なんやねん、突っ込ませろよ。

S原:エイリアンは仮面ライダーの怪人みたいやったけどな。そのエイリアンが地球を襲ってくるねん。アバターはそのエイリアンを追って地球にやってきます。このアバターが宇宙船から地球にロボットを降ろすねん。その名も「ロボター」(笑) 

映画「エイリアンVSアバター」ダメな方にヤバイ作品 | 映画ときどきサバイバルゲーム

S原:で、地球に降ろした衝撃でロボターは壊れます。

Y木:チャチなロボットやなあ。

S原:あーそのまえに女子2人が山登りをしてるねんけどな。「あー疲れたわー」と言って、いきなり上半身裸になる(笑) 

スクリーンショット 2012-02-26 13.48.44

で、その2人はエイリアンに襲われます。

Y木:それで?

S原:アバターは、ロボットが壊れたので、仕方なく地球に降りてきます。地球では、エッチなことしか興味がない少年ジャンプ(おもに金井たつお)の登場人物みたいな男女グループがいて、エイリアンとアバターの戦いに巻き込まれて……こういう映画です。

Y木:ラストは?

S原:もちろん最後はロボとエイリアンの戦いです。

エイリアンVSアバター - ダメ映画レビュー さん

 

S原:ロボの着ぐるみが重かったみたいで、すごくスローです。森の中で撮影しているので、たまに小鳥がチチチと鳴いて、牧歌的なムード満載です。あまり覚えていませんが、たしかアバターのほうが勝ったはずです。

Y木:緊張感ゼロやん。まあ、正直に言って面白くないわな。

S原:うん。誰が観るんだろうね、こんな映画?

Y木:お・ま・え・が・言・う・な!

S原:ちょちょ、ちょっと待って。

Y木:は?

S原:お・ま・え・が・言・う・な! って、「地!球!決!戦!」を意識して言ったんか?

Y木:やかましいわ!