S原:今回は、だれも褒めていないこちらの映画!
Y木:高校に幽霊が出る話?
(あらすじ)
ビデオカメラを手に、深夜の学校に忍び込んだ男女4人の高校生。狙いは、明日公演予定の演劇「絞首台」を中止にすべく、セットを破壊すること。しかし、誰もいないはずの校内で20年前のニュース映像が流れているのを目撃し…。
S原:これはですねえ、全然面白くないっす!
Y木:そうやろうな。
S原:例によってPOV方式なんやけどな。すごく下手で、ほんまに途中で眠たくなった。
Y木:そのまま寝れば良かったんとちゃうの?
S原:実はちょっとウトウトした…(笑)
Y木:あかんがな。わかりにくいの?
S原:いや、ストーリーはわかるよ。上のあらすじの「ビデオカメラを手に、深夜の学校に忍び込んだ男女4人の高校生」という文章を読んだ時点で、どんな映画か理解できる親切な設計なんやけどな。とにかく、眠くなってしまう映画やった。
Y木:「狙いは、明日公演予定の演劇「絞首台」を中止にすべく、セットを破壊すること」って、なんで破壊するの?
S原:その前に、ちょっとストーリーを紹介すると、この高校では、かつて生徒が事故死(劇中で首つり事故死)した曰く付きの劇を、20年ぶりに上演する事になるねん。アメフト部員リースは、ヒロイン役ファイファーへの恋心から、主役を演じる事になります。だけど、実は彼はとんでもなく大根役者でした。それを見兼ねた悪友たちが、セットを壊して劇を中止させようと提案します。本番前夜、彼らは学校に忍び込んで…というあらすじです。
Y木:はー?友達の演技が下手やから、劇を中止させるためにセットを破壊?なんちゅうナンセンスな理由やねん。
S原:知能指数ゼロ分署やろ?(笑)高校に忍びこむと、誰もいないはずの校内に、何故か不自然にテレビが置いてあります。突然テレビが20年前のニュース映像が流します。キャスター曰く「高校演劇“絞首台"の上演中、主役のチャーリーが首を吊られ死亡しました」
Y木:いわくつきってことね。
S原:なぜか学校から出られなくなって(?)恐怖の体験をします。その肝心の恐怖の場面がなあ…とにかく凡庸と言うかつまらんねん。
Y木:だいたいこういう映画は面白くないやん。いつまでも学習せえへん奴やな。
S原:いや、たまに「当たり」がくる快感が忘れられなくなってしまってな。
Y木:それ、ギャンブル中毒と一緒やがな。
S原:ギャンブル中毒のほうがマシかもよ。だって、あれは「当たり」がきたらお金が儲かるやん?こっちは、ただクズのようなDVDが増えていくだけ…嫁さんは怒り、子どもたちには軽蔑され、DVDを友達にあげても困惑される……空しい……(ため息)
Y木:実りのない人生やなあ。それで、映画はどうなるの?
S原:えーと、さっきも言ったけど途中で寝ちゃったからな。ラストあたりは起きてたような気がするけど、詳しくはわかりませんねえ。
Y木:あかんやん。
S原:ほんまに記憶からどんどん薄くなっていく映画やねんって!ぼくのせいじゃないもん!
Y木:おまえのせいや!
S原:えーと……確か、どんでん返しがあった……ような気がする。
Y木:ほんまに忘れてるんか。ひどいな。
S原:そんなわけで、ほとんど覚えていないので取り上げて申し訳ないのですが、興味のある人はご自身で確認してくださーい!おしまい!
Y木:これでおしまい?今回はひどすぎるって。もう少し映画について話せよ。
S原:いや、みんなは、こんな映画に興味ないよ。大丈夫やって!ドンマイ!
Y木:……もうこのブログ、やめたら?