あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

「死霊高校」(2015)の巻

死霊高校 [DVD]

S原:今回は、だれも褒めていないこちらの映画!

Y木:高校に幽霊が出る話?

(あらすじ)

ビデオカメラを手に、深夜の学校に忍び込んだ男女4人の高校生。狙いは、明日公演予定の演劇「絞首台」を中止にすべく、セットを破壊すること。しかし、誰もいないはずの校内で20年前のニュース映像が流れているのを目撃し…。

 

S原:これはですねえ、全然面白くないっす!

Y木:そうやろうな。

S原:例によってPOV方式なんやけどな。すごく下手で、ほんまに途中で眠たくなった。

Y木:そのまま寝れば良かったんとちゃうの?

S原:実はちょっとウトウトした…(笑)

Y木:あかんがな。わかりにくいの?

S原:いや、ストーリーはわかるよ。上のあらすじの「ビデオカメラを手に、深夜の学校に忍び込んだ男女4人の高校生」という文章を読んだ時点で、どんな映画か理解できる親切な設計なんやけどな。とにかく、眠くなってしまう映画やった。

Y木:「狙いは、明日公演予定の演劇「絞首台」を中止にすべく、セットを破壊すること」って、なんで破壊するの?

S原:その前に、ちょっとストーリーを紹介すると、この高校では、かつて生徒が事故死(劇中で首つり事故死)した曰く付きの劇を、20年ぶりに上演する事になるねん。アメフト部員リースは、ヒロイン役ファイファーへの恋心から、主役を演じる事になります。だけど、実は彼はとんでもなく大根役者でした。それを見兼ねた悪友たちが、セットを壊して劇を中止させようと提案します。本番前夜、彼らは学校に忍び込んで…というあらすじです。

Y木:はー?友達の演技が下手やから、劇を中止させるためにセットを破壊?なんちゅうナンセンスな理由やねん。

S原:知能指数ゼロ分署やろ?(笑)高校に忍びこむと、誰もいないはずの校内に、何故か不自然にテレビが置いてあります。突然テレビが20年前のニュース映像が流します。キャスター曰く「高校演劇“絞首台"の上演中、主役のチャーリーが首を吊られ死亡しました」

Y木:いわくつきってことね。

S原:なぜか学校から出られなくなって(?)恐怖の体験をします。その肝心の恐怖の場面がなあ…とにかく凡庸と言うかつまらんねん。

Y木:だいたいこういう映画は面白くないやん。いつまでも学習せえへん奴やな。

S原:いや、たまに「当たり」がくる快感が忘れられなくなってしまってな。

Y木:それ、ギャンブル中毒と一緒やがな。

S原:ギャンブル中毒のほうがマシかもよ。だって、あれは「当たり」がきたらお金が儲かるやん?こっちは、ただクズのようなDVDが増えていくだけ…嫁さんは怒り、子どもたちには軽蔑され、DVDを友達にあげても困惑される……空しい……(ため息)

Y木:実りのない人生やなあ。それで、映画はどうなるの?

S原:えーと、さっきも言ったけど途中で寝ちゃったからな。ラストあたりは起きてたような気がするけど、詳しくはわかりませんねえ。

Y木:あかんやん。

S原:ほんまに記憶からどんどん薄くなっていく映画やねんって!ぼくのせいじゃないもん!

Y木:おまえのせいや

S原:えーと……確か、どんでん返しがあった……ような気がする。

Y木:ほんまに忘れてるんか。ひどいな。

S原:そんなわけで、ほとんど覚えていないので取り上げて申し訳ないのですが、興味のある人はご自身で確認してくださーい!おしまい!

Y木:これでおしまい?今回はひどすぎるって。もう少し映画について話せよ。

S原:いや、みんなは、こんな映画に興味ないよ。大丈夫やって!ドンマイ!

Y木:……もうこのブログ、やめたら?