あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

暴走する列車を紹介!7両目!「死亡特急」(2005)の巻

死亡特急

S原:そろそろ、ぼくにも区別がつかなくなってきた列車暴走シリーズ。今回が最後!

Y木: やっと終わりか…

(あらすじ)

修行僧のラスコは、聖なる地・ルルドへ向かう列車で殺人ウィルスの強奪犯に遭遇。元特殊部隊員だった彼は、乗客の命を守るため決死の戦いに挑むのであった…!

 

S原:ダンナ、今回は一味違いますよ。

Y木:なにが違うの?

S原:今回の主人公はなんと!お坊さんです。

Y木:…どうでもええわ。

S原:いやいや、お坊さんがすごいアクションを連発するねんで。世界は広いよなー。運動神経の良いお坊さんもおるんやな。

Y木:へー…スゴイナー(棒読み)

S原:一応、お坊さんやから犯人グループを殺すのにも躊躇するねん。坊主が殺生したらあかんやろ?

Y木:え?じゃあテロリストたちを殺さへんの?

S原:いや、ちゅうちょなく殺しまくってた。殺生しまくり。

Y木:なんやねんもう。じゃあ、ほかの映画とやっぱり一緒やん。

S原:ちゃいますよ、ダンナ。この映画はなんと!本物のヘリコプターがでてくるのですよ!

Y木:どうでもええわ。それで、実物のヘリと列車が激突する場面とかあるの?

S原:いいえ。ただ、列車の上空を飛ぶだけです。

Y木:だったら、ヘリをだす意味ないやん。それにしても、うえのあらすじを読むと、もういつもと一緒というかテンプレートというか…よくこんな映画ばっかり7本も観るわー。

S原:さすがに疲れてきた。でも、おっしゃる通り、こういう映画ってだいたいどれも一緒。今回も列車にウイルスを持ったテロリストたちとお坊さんが戦う…の一言やな。でもちょっと良かったのは、今回の主人公(アーノルド・ヴォスルー)が、かなりアクションが出来る人やねん。列車の屋根上でまわし蹴りしたり、かなり本気のアクションがみれる。たしか走っている列車の上でバク転もしてたと思う。

Y木:危ないなー。そんなことせんでもええのに。

S原:いや、そういう映画やから(笑)

Y木:肝心の列車の暴走場面は?

S原:まずまず良かった。結構スピード感があるしな。でも、さっきも言ったけどストーリーがいつも通りやから、演出はどうしてもワンパターンになるよな。

Y木:まあ、こんな映画ばっかりまとめて観るおまえが、悪いんやけどな。

S原:確かに(笑)あと気になった点もあるんやけどな。主人公の顔色が悪いねん。撮影時に、下痢してたんかな。

Y木:知らんわ。

S原:やたらと白いねん。白人やからかな?

Y木:この時代に、そのツッコミ……なんか色々とアウトやぞ、おまえ。

S原:そんなわけで、さあみなさん。いつもと同じ映画ですが、アクションシーン(だけ)はこれが一番良いかもしれません。この紹介シリーズの中ではおススメです。ワゴンで見つけたら、ゲット!そして、友達の鉄道オタクにプレゼントしてくださーい!これにて、暴走列車特集はおしまい!