S原:そろそろ、ぼくにも区別がつかなくなってきた列車暴走シリーズ。今回が最後!
Y木: やっと終わりか…
(あらすじ)
修行僧のラスコは、聖なる地・ルルドへ向かう列車で殺人ウィルスの強奪犯に遭遇。元特殊部隊員だった彼は、乗客の命を守るため決死の戦いに挑むのであった…!
S原:ダンナ、今回は一味違いますよ。
Y木:なにが違うの?
S原:今回の主人公はなんと!お坊さんです。
Y木:…どうでもええわ。
S原:いやいや、お坊さんがすごいアクションを連発するねんで。世界は広いよなー。運動神経の良いお坊さんもおるんやな。
Y木:へー…スゴイナー(棒読み)
S原:一応、お坊さんやから犯人グループを殺すのにも躊躇するねん。坊主が殺生したらあかんやろ?
Y木:え?じゃあテロリストたちを殺さへんの?
S原:いや、ちゅうちょなく殺しまくってた。殺生しまくり。
Y木:なんやねんもう。じゃあ、ほかの映画とやっぱり一緒やん。
S原:ちゃいますよ、ダンナ。この映画はなんと!本物のヘリコプターがでてくるのですよ!
Y木:どうでもええわ。それで、実物のヘリと列車が激突する場面とかあるの?
S原:いいえ。ただ、列車の上空を飛ぶだけです。
Y木:だったら、ヘリをだす意味ないやん。それにしても、うえのあらすじを読むと、もういつもと一緒というかテンプレートというか…よくこんな映画ばっかり7本も観るわー。
S原:さすがに疲れてきた。でも、おっしゃる通り、こういう映画ってだいたいどれも一緒。今回も列車にウイルスを持ったテロリストたちとお坊さんが戦う…の一言やな。でもちょっと良かったのは、今回の主人公(アーノルド・ヴォスルー)が、かなりアクションが出来る人やねん。列車の屋根上でまわし蹴りしたり、かなり本気のアクションがみれる。たしか走っている列車の上でバク転もしてたと思う。
Y木:危ないなー。そんなことせんでもええのに。
S原:いや、そういう映画やから(笑)
Y木:肝心の列車の暴走場面は?
S原:まずまず良かった。結構スピード感があるしな。でも、さっきも言ったけどストーリーがいつも通りやから、演出はどうしてもワンパターンになるよな。
Y木:まあ、こんな映画ばっかりまとめて観るおまえが、悪いんやけどな。
S原:確かに(笑)あと気になった点もあるんやけどな。主人公の顔色が悪いねん。撮影時に、下痢してたんかな。
Y木:知らんわ。
S原:やたらと白いねん。白人やからかな?
Y木:この時代に、そのツッコミ……なんか色々とアウトやぞ、おまえ。
S原:そんなわけで、さあみなさん。いつもと同じ映画ですが、アクションシーン(だけ)はこれが一番良いかもしれません。この紹介シリーズの中ではおススメです。ワゴンで見つけたら、ゲット!そして、友達の鉄道オタクにプレゼントしてくださーい!これにて、暴走列車特集はおしまい!