あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

暴走する列車映画を紹介!5両目!「コン・エクスプレス」(2002)の巻

コン・エクスプレス [DVD]

S原:まだまだ、暴走列車は走り続けます。今回はこれ!

Y木:さすがに飽きてきたなあ。

(あらすじ)

生物化学兵器を満載した恐怖の山岳特急が、アラスカ山脈を暴走するパニックアクション。米国関税局の捜査官・ブルックスは、ロシアの軍事施設から強奪された生物科学兵器を発見し、1人の政治犯を逮捕。その男は大量殺人を狙ったテロ攻撃を企てていた…

 

S原:これ、結構おもろいねんで。テンポもええしな。

Y木:そうなんかもしれんけど、こっちは観てないからな。そんなに列車の映画ばっかり話されても、どう反応すればええかわからんわ。

S原:同じような映画ばっかりと言いたいわけやな。甘いで!これは、ちょっとだけひねってるねんで!

Y木:ほんまかいな。

S原:なんと!最後は、生物化学兵器を積んだ列車が暴走してしまうねん。

Y木:一緒や、一緒!

S原:いやあ、でも列車アクションのほかに、かっちょいい飛行機の墜落シーンまであるねんで。これはお得やでー。

Y木:お得ちゃうわ。

S原:チョコレートやと思って食べたら、中にアーモンドが入っていてビックリみたいな。

Y木:戦後すぐの子供か。

S原:今回は列車の止め方が面白いねんで。いつもは、犯人の乗っている車両と切り離して、犯人たちが谷底へ落ちて爆発…というパターンが多いねんけど、なんと!今回は、列車が雪山を走っているときに、戦闘機がミサイルを雪山に撃ちます!

Y木:そんなんしたら、雪崩が起きるがな。

S原:それでいいのです。雪崩を起こして、雪で列車を止めます。

Y木:主人公や犯人たちも乗ってるんやろ。そのままみんな雪崩で死んでしまうがな。

S原:はい、死にます。

Y木:………ムチャクチャやん。

S原:雪崩が起きる寸前に、主人公だけは「てやっ!」って感じで列車から飛び降りてセーフ。犯人たちはみんな雪に呑み込まれて死にます。

Y木:なんか身もふたもないな…あ、でも雪崩で生物兵器が漏れたりするんとちゃうの?

S原:いや、雪で冷えるからセーフ!

Y木:これ以上ないような適当な設定やな…

S原:言い忘れてましたが、主人公側の女性(ロシアの政府機関の人)も一緒に死にます。犬死です。

Y木:あかんやろ、それは。

S原:いえいえ、アメリカ人じゃないからOKです。アメリカ、ファースト!

Y木:そういう問題か。なんか頭の悪そうな映画やなあ…

S原:その通り。でもなぜか面白い。

Y木:おもろないわ。

S原:さあ、みなさん。これは意外とイケます。ほかの映画とどう違うのかと言われれば返事ができませんが、とにかく列車が衝突する場面はかっこええです。まあどこかの映画からの無断流用かもしれませんが、こういう映画はそれで良いのです!さあ、僕たちと一緒に、あなたも暴走列車に乗って、明るい未来へ出発進行!

Y木:乗りたくないなあ