あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

ぼくは、この2人推しです! 「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」(2017)の巻

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。

 

S原:ぼくは先に映画を観たんやけど、これは良い! 映画も原作も素敵です!

Y木:へー。

 

(映画のあらすじ)

台湾に暮らす元気娘がFacebookを通じて日本人男性と知り合う。2100kmを超えて対面した2人の、甘酸っぱい恋と思わぬ難関を描く。ジェン・マンシュー、中野裕太共演による胸キュン・ラブ・ストーリー

 

(本の解説/あらすじ)

台湾女子×日本男子。最強のノンフィクション・ラブストーリーが誕生!
ある日、日本人のモギサンが何気なくFacebook でメッセージを送った相手は、日本大好き台湾人・リンちゃんだった。会ったこともなかったお互いの距離を、チャットの言葉が埋めてゆく。
「どうしても会いたい」
リンちゃんはモギサンに国際電話をかけ、モギサンはリンちゃんに会いに台湾へ。気がつけば、パソコンの向こうにいた相手との境目は、完全に消えていた――。

 

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。 場面写真3

 

S原:本当にこの作品は良いんだよー!リンちゃーん、サイコー!(最好的!)

Y木:うるさいわ。

S原:まずは映画から言うわ。もうこの映画の魅力は、ヒロイン役のリン(ジェン・マンシュー)に尽きます。もう本当に魅力的。リンちゃーん! 我很高兴你在日本结婚。(わたしは、あなたが日本に嫁いでくれて嬉しいです)

Y木:不自然に台湾の言葉なんか挟むなよ。話されへんくせに。適当にネット翻訳使うなって。

S原:えーだって、リンちゃん役のジェン・マンシューちゃんが、このブログ読んでくれるかもしれへんやん!

Y木:読むか。こんな頭の悪いブログ。

S原:あなたは分かってない。この映画を観たらわかる! いかに我らがジェン・マンシューちゃんが魅力的なのかを!

Y木:わかったって。

S原:本当にジェン・マンシューちゃんは可愛い。いやー、モテモテやと思うなあ(しみじみ)

Y木:(ジャケットをみて)たしかにキレイやけど……そこまでか?

S原:ファーーーーック!(操!)

Y木:うるさいわ!

S原:この映画を観ていない人に、ジェン・マンシューちゃんについて語ってほしくない! いーや、語る資格などナッシングなのサ!

Y木:いやいや、おまえが可愛いとか言うから、コメントしただけやろ。

S原:もちろん綺麗な顔立ちをしているけど、それだけじゃないねん。清潔感でありながらお茶目、フレンドリーなのに気軽に触れない、笑顔がキュートなのにどこか寂し気……あ~も~! ジェン・マンシューちゃーん! 当你来到日本时,请与我们联系。 我们会带你参观日本。(あなたが日本に来るときは、連絡をください。私たちが日本を案内します)

Y木:やめろ。ええ年して。

 

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。 場面写真10

 

S原:実はぼく台湾に行ったことあるのよ。新婚時代に妻と観光旅行に行ったんやけど、楽しかったで。

Y木:へえ。なんか印象に残っていることある?

S原:台北で観たホラー映画が死ぬほど怖かった。劇場に2人しかいなかったし。

Y木:おまえ、台湾に行っても映画観てるんか。キモイぞ。で、この映画の内容は?

S原:え、なに?

Y木:内容はどうなんやって聞いてるの。

S原:あー内容ね。えーとですね、日本人男性と台湾人女性が遠距離恋愛をする。それだけやった。

Y木:おいおい。

S原:ほんまにその通りやねん。でも良いのよなー(しみじみ)

Y木:わかったわかった。

 

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。 場面写真6

 

Y木:本のほうはどうなん?

S原:本も基本的に同じ。なんというかすごく軽い作りなんやけど、SNSの良さを上手くデザインに生かしていると思う。読みやすいな。

Y木:若者向けなんやろ。

S原:そうなんかな。恋愛関係に徐々に移行するところは本のほうが格段に良い。とくにお互いの気持ちがちょっとずつ動いている感じはシンプルで素直で交換が持てます。ただ、もう少し「深み」があったら読みものとしても、かなり面白い本になったと思うねんけど…

Y木:これはこれで良いんやろ。軽く読める本ってあるやん。

S原:うん。映画では結婚までが描かれてるけど、本は結婚生活も書かれていて、それも楽しい。本には実際の2人の写真も載っていて、映画とはまた違うほんわかした雰囲気が伝わります。あー、これからもうまく生活してほしいな。2人とも! ガンバ!

Y木:おまえに応援されたくないやろうな……

S原:さっきも言ったけど、本としては軽い作りやけど、Facebookのやりとりとか、後で書いた自分の気持ちがSNS風に見やすくまとまっています。これを読むと、2人が面白おかしく日本のいろんな場所に行った部分とか、上手く映画に取り入れてるなあと感心したわ。

Y木:ま、今回はシンプルに普通の人が観ても楽しめる映画みたいやな。珍しく(笑)

S原:イエース!単純におススメです。これは恋人でも家族でも友人でも誰とでも観れる映画ですよ。そして、ジェン・マンシューさーん!大好きです!(我爱死它了!)

 

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。 フライヤー2