「タバコのなくなる日」(1971)
Y木:なにこれ?
S原:たぶんDVDはもちろんビデオにもなっていないはず。テレビ放映はされたらしい。
Y木:どんな話?
S原:30日間禁煙を達成したら賞金がもらえるイベントがあって、ある田舎町がチャレンジする話みたい。
Y木:健康促進イベントか。
S原:反対です。アメリカの煙草会社が、「やっぱり煙草はやめられない」「禁煙しても続かない」=「煙草は必要だ」というアピールをするためのイベントを企画するんだとか。その田舎町では禁煙がうまくいきそうになって、焦った煙草会社が「スパイ」を送りこんで妨害をしようとして・・・結構、面白そうやろ?
Y木:そうやな。変わったストーリーやけど、どんな感じなんやろ?
S原:コメディ調なんやけど、不思議なムードの映画らしい。タイトルも秀逸やし、いやあどんな映画なのか気になります!
「サイレントボイス 愛を虹にのせて」(1987)
S原:これも、たぶんDVDになっていない。どうもおとぎ話みたいな不思議で甘い映画らしい。主人公の少年は、リトルリーグのエース。 核(ミサイル)の廃絶を願って、野球をやらない決意をする。 それが地元の新聞に掲載されて、全世界にちいさな波紋をよんでいく。アメリカ大統領も無視できなくなって……という話です。
Y木:へえ。たしかにおとぎ話やな。
S原:いまは、こういう映画は作れない(作らない)んかもな。でも、別に派手なアクションや、よくできたVFXや、イケメンとカワイ子ちゃんがチュッチュッする映画ばかり観たいわけちやうやん?
Y木:まあな。
S原:これは地味ながら、なかなか考えさせられる佳作なんだとか。たぶん、意外に観た人は多いはず。観た人、コメントくださいませ~!
「マルキ」(1989)
Y木:これ、知ってるで。マルキ・ド・サドの映画やろ。
S原:うん。一応、人形劇らしいけど、なんかもういろんな意味でメチャクチャらしい。
Y木:たしか、自分のチョメチョメと延々と会話するんやったんちゃうかな(笑)
S原:レビューが少しあるけど、どれも意味不明で笑えます。
Y木:説明できないんやろなー。で、実際に観ると、わけがわからんのやろうな。
S原:個人的にはSMは苦手やし、これは「観たい」というよりも「観た人の感想を聞きたい」映画やな。
「堕ちる」(2017)
S原:これは、中年男が地下アイドルにはまってしまう映画やねん。
Y木:あー、だから「堕ちる」か。
S原:予告編をみたら、メチャクチャ面白そうやねん。最近の映画やし評価が高い。でも、なかなか観れない。理由はDVDになっていないから。
Y木:そういうことか。
S原:30分しかないし、ほぼ自主映画みたいやけど、なんとか配信かDVDになってほしいなあ。意外に話題になると思うんやけど……こういう映画の存在を大切にしてほしい!
「きつね」(1983)
S原:これ、DVDになってるし観ようと思えば観れると思う。実は中古店で2回ほど見つけたのよ。でも買わなかった。
Y木:なんで?
S原:いやストーリーがあまりにもな………
Y木:ん?
S原:35歳の男性と14歳の少女のラブストーリーやねん。
Y木:うわ、よくDVDになったな。
S原:井手雅人(脚本家)が、早世した自分の娘のためにこういう物語を書いたらしい。そう聞くと、ただのロリコン映画ではないと思うんやけどな。
Y木:まあ、そうやけど。どうやろ、35歳の男性と14歳の少女の恋愛ものか……
S原:DVD発売に告知されたときに、一部のマニアはびっくりしたみたいよ。直接的な描写はさすがにないみたいけど(少しあるらしい)、やっぱり観るのに躊躇するなあ。かなり暗いみたいやし。なので観た人、ぜひ感想を教えてくださいませ~!
「ビートたけし殺人事件」(1989)
「ビートたけし殺人事件2」(1989)
Y木:あーあったなー、こういうビデオ。
S原:ほかに「明石家さんま殺人事件」とか「和田アキ子殺人事件」とかあるで。
Y木:(苦笑)いやーこういうビデオって、時代の徒花というか昭和の遺品というか。
S原:これは、タイトルを知っている人はおるやけど、実際に観たという人は少ないはず。たぶん、面白くないんやろうなあ……(苦笑)
Y木:ひとつ言えるのは、DVDになってもだれも買わんってことやろうな。
「超少女REIKO」(1991)
「テラ戦士Ψ BOY」(1985)
Y木:なんやねん、この面白くなさそうな映画は。
S原:上は観月ありさ、下は菊池桃子主演のいわゆるアイドル映画です。ツンデレな彼氏にふりまわされるような話じゃなくて、超能力系のSFとか特撮とかが見どころになっているのが珍しいのですよ。
Y木:珍しいのはええけど、面白いんか?
S原:………ダメらしい(小声で)
S原:それみろ。
Y木:でも実際に観ないと分からんやん。というわけで、実際に観た人、感想をプリーズ!