あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

男子はたいていロボが好き! 「サイボーグ・ソルジャーズ」(2007)の巻

サイボーグ・ソルジャーズ [DVD]

 

 

S原:今回でロボ映画特集は最後! そして、これは強烈ですよ~! なんとサイボーグかどうかも良く理解できないサイボーグ・ソルジャーズ! 

Y木:うわー……

S原:しかもジャケットに5人いますが、でてくるのは2人!

Y木:なんだかなあ……(ため息)

 

(あらすじ)

女性博士が密かに人造人間のキメラを持ち出し、自分の子供として育てていました。この事実を知った研究所側が女博士と息子らを捕えようとする、人間vs人造人間vs人造人の三つ巴の争いとなっていく・・・

 

S原:一般的にはB級映画=低予算、B級映画=センスがない、というイメージやろ?

Y木:そうやな。

S原:この映画はまさにB級。もう観ていて、ムズムズするねん。

Y木:なんでムズムズ?

S原:こんな映画を観ている自分が恥ずかしくなるねん。

Y木:好きで観てるんやろ、おまえは!

S原:いやあ、これには参ったなあ……(オリオン座をみる) 

Y木:いつものことやがな。

S原:いやー頭ひとつ抜けてひどい……本当にひどい。マジでひどいのよ。

Y木:わかったわかった。

S原:これ、「ひどい」という言葉でしか表せない「ひどさ」を持った「ひどい映画」やねん。

Y木:禅問答かよ。

S原:おまけにセンスもない。なんかもう田舎の中学生が作った自主映画を観てる気分になります。

Y木:おまえ、そういう映画、好きやん。

S原:基本的には好きよ。でも、これはさすがにな……(苦笑)

Y木:どんな話?

S原:まず、白衣のおばちゃんがある液体を運んでいます。意味深な感じです。7年後に話がとびます。ある青年(ジョブ)を軍隊(特殊部隊?)が取り囲んでいます。ジョブは、ニヤリとします。「おいおい、そんな程度でオレを取り押さえるつもりか?」「応援を呼べよ」と余裕の表情です。ボクシングの前日の記者会見みたいです。

Y木:ほう。

 

 

S原:軍隊が発砲しますが、ジョブは丸い球体みたいなバリアで防ぎます。ジョブには、尻尾があるねん。その尻尾でバリアを作る設定みたい。尻尾は攻撃にも使えて、あっという間に軍隊をやっつけます。

Y木:ふーん。で?

 

 

S原:そこへ別の男(ミドール)がやってきます。ミドールには天使みたいな羽が生えていました。ミドールとジョブは兄弟らしく「ママのところへ帰ろう」と説得しますが、ジョブは「うるせえ」って感じで闘いになります。この2人が主人公なんやけど、これが人造人間・キメラやねん。

Y木:人造人間・キメラって、なんか仮面ライダーの怪人みたいな名前やな。

S原:特撮は、仮面ライダーよりもひどかったけどな(苦笑) 

 

 

S原:そういう2人が、なんとなく戦ったり、戦いの前に練習したり、街でウロウロして不良をイジメたりします。

Y木:最後は2人が戦うんか?

S原:忘れました。

Y木:おまえなー。

S原:ほんまに記憶がなくなるくらいひどいねんって! そもそも意味わからんし!

Y木:なんでキレてるねん。

S原:それよりもこの映画の見どころは、羽よ、羽!

Y木:羽?

 

 

S原:ミドールの背中に羽があるという設定でな。最初はまあええねん。特撮は雑やけど、驚かすために羽をバッとひろげたり、気持ちが落ち着いたら背中にしまったりします。

Y木:伸縮自在なんや。

S原:興奮したら、おっとせいに変形します。

Y木:やめなさい、下ネタは!

 

 

S原:ところが、映画が進むうちに特撮のお金がなくなったみたいで、羽の扱いがどんどん適当になっていくねん(笑) ミドールが普通に会話をしているときも、羽が意味なく開いたり閉じたり、ビヨーンと伸びたり、ヒョロヒョロ~って縮んだり、おいおい、気が散るわ!

Y木:観てないからわからんけど。

 

 

S原:ここだけは観て欲しいわ~。ほんまに、意味がなくて画面から浮いていて、「あー、監督は羽の特撮が出来て嬉しかったのね」って分かります。しかしまあ、羽の動きも含めて本当に演出は最低オブ・ザ・最低ですわ。あー思い出したけど、途中で意味なくマトリックス風にカンフーっぽい動きもするねん。ゴムホースみたいなものをブンブン振り回して、「え? スポーツジムの準備運動?」って突っ込んだわ。

 

S原:あとはなにがあったかなー。あーそうそう。変なボスがでてくるねんけど、右腕にタコの吸盤がついてるねん。

Y木:タコの吸盤?

S原:ほんやねんって。このボスもよくわからんかったなー(苦笑)

 

 

Y木:今回はひどいなあ。

S原:さあみなさま。もしも「とにかくヒドイ映画が観たいなあ~」とか「なにもかもが低レベルな作品にチャレンジしたいぜ!」とか「意味なく特撮でビヨンビヨンする羽がみたいYO!」という人はぜひ観てください! 呆れるか大笑いするか、それは貴方次第! ある意味、マストバイです!!

 

 

 

(おまけ・こういう素敵な場面もあります(笑))