あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

(臨時寄稿) 久しぶりに2人で映画館に行ったの巻 「殺人女優」(2024)

殺人女優 (2024):作品情報|シネマトゥデイ

 

(まえがき)

ぼく(S原)が、無理やり誘って、久しぶりに2人で映画館(2本立て)に行きました。

映画館は、シネマ神戸。(ちなみに同時上映は「アン・フロム・ザ・ハート」)

その上映後の感想です。

 

 

◆3月29日(土)~ 4月4日(金)

【Cinema①】

<2本立上映>

『殺人女優』

『ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ』

 

 

 

 

 

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(あらすじ)

かつて女優として一世を風靡したスヨンだったが、飲酒運転で事故を起こし活動休止に追い込まれた。その後、再起を図るために地道に活動を始めるが、世間の反応は冷ややかだった。事務所が用意した住居では、後輩女優のガヨンと同居させられ、断ったはずの酒をあおる日々が続いていた。その夜も酒に酔い目を覚ますと、包丁が突き刺さったガヨンの死体が横たわっていた。言い争いの末に殺してしまったのか、それとも事故なのか、記憶が全くない。どちらにしろ、事件が明るみになれば再起の道は完全に断たれてしまう。スヨンは、事件を隠ぺいしようと決心するが、その時、何者かが玄関のチャイムを鳴らした―。

 

 

殺人女優 に対する画像結果

 

S原:どうやった?

Y木:めちゃ退屈やった。

S原:厳しいなあ。

Y木:え、おまえは?

S原:面白くなかった。

Y木:一緒やないか!

S原:なんかなあ……変じゃない?

Y木:変というか、あれは作り方が下手なんでしょ。

S原:そうかもなあ。主演の女性は良かったんやけど。

Y木:えーそう? 全然良くないわ。

S原:韓国のアイドルグループ“T-ARA”のジヨンという女性らしいけどな。雰囲気はあったやん。

Y木:でも、落ち目な女優にはみえへんやろ。

S原:まあな。

Y木:人気がある人かどうかは知らんけど、そんなに褒めるような演技でもないやろ。

 

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Y木:というか、映画自体がおかしなところだらけやん。

S原:たしかに(笑)

Y木:まず、主人公が何をしたいんか分からん。女優として飲酒運転で事故を起こして、落ち目になっている。それはええねん。でも、この主人公はそもそも他人に冷たいやろ。同居している若い娘にもネチネチ言うし、事務所の代表にも泣き言を言うし。こんな主人公に感情移入できへんやん。

S原:あー例えば、主人公は心は優しいとか、そういう設定のほうが良かったと?

Y木:うん、「弱い心をもっている、なので他人にいら立ちをぶつけてしまう」という設定でもええやん。こいつは、簡単に言うと性格が悪い(笑) 全く感情移入できないキャラやから、観客はハラハラドキドキせえへんって。

 

T-ARAジヨンが奈落へと落ちていく人気女優を怪演 「殺人女優」10月18日公開 ポスター&予告編披露 : 映画ニュース - 映画.com

 

S原:ぼくは主人公の立ち位置がよくわからんかったなー。怖がっているかと思えば、反対に攻撃的になるやん? 

Y木:あー精神病院から狂暴な患者が脱走して、主人公を襲う場面?

S原:そうそう。防御だけするんかと思ったら、車のトランクに閉じ込めて排気ガスで殺そうとする。どういう展開やねん!(笑)

Y木:しかも、「心の病気の人を殺そうとする」って無茶苦茶やもんな。

S原:まあ、なにもかも変やけどな。

Y木:ちょっと考えたんやけど……これはミステリーなんかな?

S原:あ、それは僕も思った。サスペンスやと思って観てたら、途中からホラーみたいになったしなあ(苦笑) これ、「ジャンルムービー」にしたら、面白くなったかもよ?

Y木:いや、ならんって。ジャンルムービーって、例えば?

S原:自分がお酒を飲んでいるうちに、同居人が殺されているのを発見する。それを隠蔽する展開とか、誰か家の中に殺人犯がいてそいつと対峙する展開とか、コンセプトをはっきりさせれば良かったと思うんやけどな。

Y木:普通のサスペンスとかミステリーにしたらマシやったかも、ってことやろ。たぶん、そうしたくなかったんでしょ。普通の映画にはせずにいろんな要素を入れたかったんちゃうの?

S原:そうなんかなあ。あとは、回想の場面が結構長いやろ。

Y木:あー女子高生の話か。あれも、上手くないよなあ。

S原:一応、あれが伏線にはなってるけど、エピソード自体もちょっと陰湿やしな。好きはなれん。

 

シネマート新宿上映作品|殺人女優|Cinem@rt-新宿|映画館

 

Y木:あとはあのラスト……なんやねん?

S原:知りません。

Y木:パート2を作りたいんか?

S原:分からん、監督に聞いて(笑) というわけで、これはちょっと困ったちゃんの映画でした。ところどころは丁寧に撮られていますが、うーん僕たち2人は低評価です~!

 

殺人女優 に対する画像結果