
S原:今回はこちら。デッドで、さらにクラッシュですよ!
Y木:車が襲ってくるB級ホラーか。
(あらすじ)
人里離れたロッジに集められた若者たちを次々と恐怖が襲うサスペンスホラー。幼馴染みのリーからの招待で同窓会に集ったダンたちだったが、当のリーはなかなか現われず…。15年前に起こったひとりの少年の事故死が、彼らを恐怖の底へと突き落としていく。
S原:これは、パッケージをみて期待したんやけどな。かっちょいい車がヤングたちを襲う感じの映画やと思うやん?
Y木:あらすじを読むと、かなり違うな。
S原:アメリカ版のポスター(ビデオ?)の方が内容を表しています。こんな感じね。


![Invitation [DVD] (招待状 [DVD])](https://m.media-amazon.com/images/I/41wbgoJJztL._AC_.jpg)
S原:車が出てくるのは最初だけ。しかも交通事故ね。その昔、チャラチャラしたヤングたちが、ダサい少年と遊んでいて、道路に転がった野球のボールを取りに行ったときにダサい少年は事故で亡くなってしまう。15年後に、ヤングたちの招待状が届きます。そこで集まったヤングたちが……
Y木:あー怖い目にあうと。
S原:いや、集まって雑談をします。
Y木:おい。
S原:ほんまやねんって。ほんまに雑談をするだけやねんって。映画の前半は、ほとんど雑談。あとで伏線になるわけでもないし、キャラクターの説明にもなっていない。これはなかなか苦痛やで。
Y木:B級映画あるあるやな。でも後半になると、さすがに何かが起こるんやろ?
S原:はい。何かが起こります。
Y木:何が起こるの?
S原:何かです。
Y木:何かじゃわからんやろ。
S原:よくわからないのよ……(ため息)あー、なんか女子がトイレにはいる場面があったわ。
Y木:要らんやろ、そんな場面。
S原:こういう映画って、普通、少年の恨みとかその父親が真犯人とかやん? でも、なんとなく幽霊がでてきたりして、ヤングたちがビビります。
Y木:幽霊が少年なんやろ?
S原:違います。ただの通りすがりの幽霊です。無関係です。でも、もしかしたら関係しているかもしれません。
Y木:なんやねん。ちゃんと観ろよ。
S原:集中力が続かなかったの! ぼくのせいじゃない!
Y木:おまえのせいやろ。なんで逆ギレやねん。
S原:あとは、いつものように誰も得をしないヌードシーンを挟みます。今回は女子だけじゃなく男子の裸体も出てきます。男子の裸は汚いです。女子のひとりは不自然な豊胸手術済です。とくにキレイでもないしセクシーに撮ってないから、観ていると「あー服を着てないんやな」「風邪ひくで」と思うだけです。
Y木:ヤングたちが集まって襲われるんやろ。その合間にヌードを出すということは、13日の金曜日シリーズみたいな感じにしたかったんちゃうの?
S原:たぶんそうやと思う。後半はひとりずつ殺されていくからな。
Y木:殺される方法がユニークとか。
S原:確か芝刈り機で首を刈られる場面があった……はず。もうほとんど覚えてない(苦笑)
S原:映画として下手すぎるということもあるけどアイデア勝負でもないし、他の映画を参考にしてる感じでもないし、これを作った人は何を考えてたんやろ? 電通の社長やったら、なにか裏ネタ知ってるかな?
Y木:そうやな、電通の社長なら知ってるやろうな。

S原:映像もザラザラやねん。観ていてイライラするで、ほんまに。安物のガラケーで撮ったような映像っていえばイメージしやすいかな?
Y木:イメージできません。
S原:あとはクライマックスやな。
Y木:どんなん?
S原:……ピカ。
Y木:え?
S原:………ピカピカ。
Y木:は?
S原:ピカピカ!ピカピカ~!ピカピカピカピカ~~!
Y木:やかましいわ!
S原:画面が点滅します。点滅しまくります。80年代風に言うと『点滅しまくりング♡』です。
Y木:別に80年代風に置き換えんでもええんやで。誰も笑わへんし。
S原:いやー、これでもかと言うくらい点滅します。しかも別に映画演出として効果的なわけじゃなくて、ただ単に眼がチカチカして気分が悪くなるだけ。
Y木:いやがらせか。
S原:あれよ、あれ。普段、普通の映画しか観てない人っておるやろ。「好きな映画? あーアバターかな。あとはタイタニックが最高。あれは泣けたよな」とかいう、しょぼい人。
S原:そういう人がやな。「へえ、B級映画っていうのがあるの? ふーん、まあいろんな映画があるもんね。ねえB級映画ってどんな映画なの?」と言われたときに、このDVDを貸してあげてほしい。
Y木:そんなやりとりは、一生ないと思うで。
S原:というわけで、これはなかなかヒドイ出来でした。製作費がないのはOKなので、もっとちゃんと作って欲しい。車ホラーを期待する人は観てはいけません。そもそも、眼に悪いのでみなさん、これは観てはいけません。眼を大切にしましょう~!