あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

レコード好きな友人と80年代映画のサントラなどを語る の巻 (その3)

S原:日本映画はどう? 範囲が広いから言い出したらキリがないけど、「悪霊島」(1981)はビートルズの「レット・イット・ビー」とか「ゲット・バック」が使われてたやろ?

 

 

K木:確か、劇場版と最初のビデオ版は原曲が使われてたんやけど、たぶん使用権が切れて、「ゲット・バック」はビリー・プレストン、「レット・イット・ビー」はレオ・セイヤーのカバーバージョンに変わってる。

S原:あーそういうことか。数年前に観直したら「あれ?」って。しかもカバー曲がしょぼいという(笑)

K木:「悪霊島」で一つだけ言いたいねんけどな。映画の冒頭で古尾谷雅人が同僚かに呼ばれてジョン・レノン射殺のニュース速報を見て、それから独白のような感じで事件を回想するように本編にはいっていったやん? あの冒頭のニュースのシーン必要か?

S原:要らんと思う。

K木:単に角川春樹の思い入れだけで入れたシーンちゃうの?

S原:まあ時代やから、というか角川春樹やから(笑)

 

 

Y.B3 UC 原田知世 時をかける少女 角川映画の主題歌 シングルレコード(原田知世)|売買されたオークション情報、yahooの商品情報をアーカイブ公開  - オークファン(aucfan.com)

K木:そうそう、角川映画といえばネットフリックスで「時をかける少女」(1983)、観たで。

S原:おお、あの名作を。

K木:映画はともかく、エンディングで流れる原田知世の主題歌がまんまプロモビデオな感じでけっこう好きやわ。

S原:あーあれはええよな。

K木:原田知世売出しの戦略やろうけどな。彼女に主題歌歌わせたのも大正解やと思う。

S原:ほう。

K木:なんか頼りなげな歌唱が映画での彼女のキャラそのまんまな感じでええねんな。この映画のちょっと前の「狙われた学園」(1981)は作者(松任谷由実)自身が主題歌を歌ったけど、これはホンマ原田知世で大正解やで。あと音作りというかアレンジも当時の洋楽ヒットっぽくてな。特にサックスが入ってくるあたりとか、すごく良いで。

 

 

K木:あと、最近見つけたのはこれ。

S原:コーブラ~♪ か?

K木:いや、あれはアニメのオープニング。こっちは、松崎しげるのほう。

S原:「SPACE ADVENTURE コブラ」(1982)か。松崎しげるが声優(コブラ役)をしたやつやな。

K木:そうそう。主題歌ももちろん松崎しげるで、それがこれ(「DAYDREAM ROMANCE」)ね。

S原:どうなん?良い曲なん?

K木:まあ……普通(笑)

S原:昔、劇場版は観たけど、主題歌も映画の内容も全然覚えていない。前半が良かった印象があるけど、後半がグズグズになってたような……

K木:劇場版で一番違和感あるのは、サイコガンやな。やっぱり義手を外してサイコガンがでてくるのがかっこええのに、なんで変えたんやろ?

S原:寺澤武一先生の見解を聞きたいところやな(笑)

 

K木:これも買ったで。

S原:あー「幻魔大戦」!「光の天使」(ローズマリーバトラー)やろ。これ、良いよな~!僕も好き。

K木:ローズマリーバトラーは、「汚れた英雄」のレコードもたまに売ってて気になってるんやけどな。

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S原:はっきり言いましょう。買うべきです。

K木:そうなんや。

S原:ちなみにサントラアルバムもめっちゃええよ。おすすめです。

K木:あ、それも売ってたわ。

S原:一時期、ぼくは毎日聞いてたで。小田裕一郎甲斐正人がメインで作ってたはず。音作りは80年代っぽいけど、いま聞いたらすごく新鮮やねん。良く出来てると思うねんけどな。

K木:映画はどうなん?

S原:うん、好きやねんけどな。まあ出来はちょっと……(笑)

 

 

 

S原:あんまりソワソワしないで~♪ か?

K木:オープニングじゃなくて、エンディングの曲やな。「星空サイクリング」。

S原:あーあの曲か。Run Run Run Run  a  way home  ~♪ 

K木:そうそう。歌は、ヴァージンVS。知ってる?

S原:知らん。

K木:これ、あがた森魚やねん。

S原:えー、それは知らんかった。

K木:曲も80年代ニューウェーブって感じで結構良いよな。

 

 

K木:最後はこれ! 見つけたで!

S原:これかー。

K木:中古店で安かったから、即買いしてしまったわ。

S原:「キル・ビル」(2003)はそんなに感心しなかったけど、これが堂々と流れるもんな(笑)

K木:タランティーノのおかげで一躍世界中に知れ渡ったからな。

S原:この曲をエンディングでかけるって、すごいセンス(趣味?)やで。ちなみに映画の「修羅雪姫」(1973)も面白いよ。「キル・ビル」よりも面白いかも…

K木:あーレコード屋に行きたくなってきた。もうこの雑談トークはおしまいでええか?(笑)

 

(延々と話をしてキリがないので、一旦おしまい。好評なら、またどこかで企画します~!)