
S原:今回は、かっちょいいジャケットのこの映画!
Y木:かっちょいい……か?
(あらすじ)
20XX年、ロボット技術が飛躍的に進化した未来世界で、最新型AI・メドゥーサが暴走を開始した。世界中のあらゆるネットワークに侵入し、邪魔する者はドローンで排除する。その最終目的は機械による世界支配のため、全人類を抹殺することだった。

S原:これはイマイチやった。
Y木:あーそう。
S原:ロボット好き・SF好き向けの映画なんやけど、こっちが観たいと思う場面が少なすぎるねんなー。
Y木:ロボットが出ないんやろ。
S原:一応ロボットは出る。だけど、少しだけ。大半はドローンとの戦いやねん。
Y木:ドローンか。地味やな。
S原:やろ? 話の進め方もいまいち上手くないのよ。近未来。量子システムをベースにした最新型AI“メデューサ”が、突然暴走します。世界中の軍事ネットワークにアクセスし、、開発者のロペス博士をドローンで殺害する。一応主人公っぽい男が異変に気付く。この男は救助ロボの操縦士(?)で、殺された博士の娘とか他のメンバーとPCを使って調べます。もちろんアクセスした途端、AIが気付いて(当たり前だ)、主人公たちを襲いに来る。まあ、こういう出だしなんやけどな。
Y木:普通の話やん。
S原:どうも切れ味が悪くて単調やねん。さらにもう一組の登場人物がでてくる。かなり離れた場所で2人がいて、主人公たちと交信する。目的は同じで、AIを倒すことなんやけどな。これが、いまいち冴えへん感じでなー。神戸の元町の路地裏で隠れてタバコをすってるみたいなヤングやねん。わかる?
Y木:わからんて。

S原:別行動しているからって、それが物語に生かされることなくサスペンスが盛り上がるわけでもないし、冗長なだけやった。
Y木:ゲリラみたいに同時多発的にロボット軍団と戦うってことやろ。
S原:そういう狙いなんかな。これアサイラム製作やねん。
Y木:あー……(納得顔)
S原:以前に比べたら、(少しは)VFXは上手くなっていると思う。ロボットの場面は結構良いし。
Y木:なるほど。

S原:あとは、製作側のこだわりかもしれんけど、すごく専門用語がでてくる。しかも、この映画世界だけの専門用語ね。それに対して「そんな…」「やばいだろ、それは」「どうすりゃいいんだ」と延々と会話が続く。申し訳ないけど、意味わからんって。
Y木:まあな。SFの設定をだしたかったんやろ。

S原:でも、例えば「復活の日」ってあるやん。
Y木:うん。
S原:あれは最後、草刈正雄が生き延びるためにボロボロになって歩いていくやん?
Y木:うん。
S原:そういう前提を知らん人に「あれはホームレスじゃないんだぞ!」といくら説明しても、「へえー」で終わるやん?
Y木:なんか例えが変ちゃう?

S原:じゃあ、他の例えで言うと、「さよならジュピター」ってあるやん。
Y木:うん。
S原:あれで、三浦友和が裸で宇宙の中をぷかぷか浮くやん?(本当です)
Y木:うん。
S原:「あのシーンは、じつは三浦友和は前張りナシだったんだぞ!」と力説されても、普通の人は「え? 前張り?」と戸惑うやん。
Y木:だから例えになってないって。

S原:まあそういう映画やったよ。
Y木:どういう映画か全然わからん。最後は?
S原:え?
Y木:最後はどうなるの?
S原:忘れました。
Y木:おまえなー。
S原:ほんまに印象に残らないねんて! さあみなさん。ロボットの登場場面も面白くなりそうでならなくて、とにかく登場人物がしょぼくてイライラする映画でした。よほどのロボット好きのみにしかおススメできません~!


おまけ:本国のDVDでしょうか? ロボットがほぼ写っていませんが……