あなたの知らないワゴンセールの世界

ほとんどの人が見向きもしない中古屋やレンタル落ちのワゴンの中…しかし、その小宇宙にはまだ知らない映画たちが眠っている(はず)!そんな映画を語るブログです(週末 更新予定) 娘曰く「字ばっかりで読むしない」「あと、関西弁がキモイ…」そういうブログです

一体何人が観たのか? マイナーな日本映画12本!「素顔になりたい」(1996)の巻

素顔になりたい

 

S原:今回はダイエット!

Y木:ダイエット?

 

(あらすじ)

遠山みなみ(20)は女子大生。太っていて引っ込み思案。ダンスミュージカル部に所属しているが、家族からも仲間からも女性扱いされていない。そんな彼女は一念発起しダイエットに挑戦するが、果たして!?

 

素顔になりたい VHSビデオテープ

 

S原:これ、作った人はすごく性格が良い人やろうと思うわ。

Y木:は?

S原:これ以上ないくらいのストレートな演出やねん。ひねりもないもない。ここまでいくと、いっそ清々しいで。

Y木:おいおい。

S原:いや嫌味ちゃうで。ほんまにストレートやねんて。

Y木:はあ。

S原:主人公はポッチャリさんやねん。で、大学の友人(男性)からも、女性としてみられていないし、家族もバカにしている。ミュージカルの舞台でも、かぼちゃの役でシンデレラの引き立て役になる。それで「このままではいけないっちゃ!」と思ってダイエットするねん。

Y木:それで?

S原:痩せます。

Y木:あーそう。

S原:痩せたらどうなると思う?

Y木:みんなが手のひら返し?

S原:その通り。とくに男性たちがラブラブに迫ってくる。バイトでちょっと知り合った阿部寛までデートに誘ってきます。

Y木:阿部寛って、もうオッサンやん。女子大生を誘ったらあかんやろ。

S原:いや、マジやったよ、阿部寛は。守備範囲が広いんやろうな(笑)

Y木:きもー……

 

素顔になりたい VHSビデオテープ

 

Y木:それでどうなるの?

S原:え?

Y木:そこから展開するんやろ?

S原:しません。

Y木:なにそれ。

S原:ダイエットに成功してハッピー♡って感じでおしまいです。

Y木:えー……

S原:ほんまやねんって! ほんまに楽しそうに自転車のってスマイルでおしまい。

Y木:ダイエット推進する会社のプロモーションビデオちゃうの?

S原:そうかもなー。これ、極端にレビューが少ないんやけどな。それも分かるわ。だって、観ても話すことがないもんなー(苦笑)

Y木:ひどいな。まあ、話はありがちでも、エピソードがユニークとかないの?

S原:ありません。普通のダイエットをしたりするだけです。

Y木:えー……

S原:一応、主演の貴石彩子が本当に15キロ太って、また痩せたとのことです。

Y木:あー、デ・ニーロみたいな。

S原:うん。それが売りみたいですね。

Y木:いやー売りって言っても……申し訳ないけど、これ誰も観てないやろ。

S原:イエスです。なので、太り損・痩せ損です。

Y木:太り損て。そんなワードがあるんか。

S原:あとは特典映像があります。その名も「噂のダイエットツアー映像」です。

Y木:ふーん、キャストたちがダイエット体験みたいな?

S原:いいえ。ただの変なCG映像が流れてるだけでした。

Y木:……変なCG映像。

S原:しかも途中で3分間休憩がはいります。

Y木:……もう、つっこむのもしんどいねんけど。

S原:はい。というわけで、とにかく普通過ぎて印象に残らない作品です。これをみて誰もダイエット頑張ろうとか、逆にダイエットしなくても本人が魅力的があったらOKだとか、どちらも思いませんが、それはそれで世界の平和の貢献してるんでしょうね。あー大事なことを言い忘れてました!

Y木:またかいな。

S原:ぼくは。

Y木:はあ。

S原:スレンダーな女性もぽっちゃりな女性もどっちもアリです!

Y木:やかまいいわ、キモイねん!