S原:はいどうも~。
Y木:ワゴンナイツです。よろしくお願いいたします。
S原:はい、わたしの名前はS原です。そして、こちらはY木です。
Y木:Y木です。
S原:Y木さんは、このブログに登場するのは、えーと今回で4回目になります。
Y木:毎回、相手してるだろ!もう何百回もでてるわ!
S原:で、このまえ映画にハマってるという話をね、したと思うんですけど。
Y木:言ってましたね。最近、映画が好きだって。
S原:いまの流行りの映画も好きなんですけどね。1970年代とか1980年代の映画をね、よく観るんですよ。
Y木:へえ、懐かしい。
S原:なんというか、あの頃の映画っていまの映画にない「味」があるんですよ。
Y木:あー「味」ね。それはそうかもしんない。どういう映画が好きなの?
S原:アクションとかホラーとか好きなんですよね。
Y木:まあ男性は、そういうジャンルが好きな人が多いですから。
S原:あのー、「地獄の黙示録」(1979)って知ってる?
Y木:知ってますよ、有名な映画じゃないですか。
S原:フランシス・フォード・ピッカラ監督の映画なんですけどね。
Y木:コッポラだよ。なんで、ブルボンのお菓子になってるんだよ。
S原:その、ポポロン監督がですね。
Y木:コッポラだよ。ポポロンは明治製菓のお菓子じゃねえか。もう販売終了してるから、このネタはヤングはわからないよ。
S原:これ、あのカンヌ映画祭で受賞したんですよ!
Y木:そうそう。
S原:なんと、モンドセレクション受賞ですよ!
Y木:お菓子から離れろ!というか、ピッカラもポポロンもモンドセレクションは受賞してねえんだよ。
S原:で、この映画は知ってます?途中でヘリコプターがでてくるシーンがあるんですけどね。すごいんですよ。ヘリコプターが。もうバババババッてね。
Y木:あのシーンねえ。あそこは、印象に残りますよね。
S原:勇ましい音楽をかけてね。
Y木:そうそう。
S原:あれ、じつはCGなんですよ。知ってました?
Y木:え、違う違う。あれは本物でしょ。
S原:いや、みんな勘違いしてますけど、実はCGなんです。
Y木:本当に?そうなの?知らなかった。てっきり実物で撮影してるのかと思った。
S原:でね、ヘリコプターが、ある男性を追いかけるんですよ。
Y木:男性……うん。
S原:でね、その追いかけれている男はですね、クールで、ものすごい運動神経なんですよ。
Y木:クール?
S原:で、その男はアーマライトM16というライフルを持っていて、なんとたった一人でヘリコプターと戦うんですよ、すごくないですか?
Y木:いやいや、ちょっと。
S原:え?
Y木:違うんですよ。
S原:何が?
Y木:それは、「劇場版 ゴルゴ13」(1983)のことでしょ。アニメのゴルゴ。
S原:ゴルゴ?
Y木:日本初!と宣伝されて、CGのヘリコプターがでてきて、ゴルゴを狙うのが目玉なんですよ。そこだけ、急に別の映画みたいになって、お客さんは戸惑ったんだよ。というか、そういうのはいいから!それは「地獄の黙示録」じゃないです。ゴルゴ13!
S原:あーそうか。
Y木:なにが?
S原:わかった!だから、ゴルゴは角刈りなんだ。
Y木:関係ねえだろ、角刈りはよ!もういいんだよ、ゴルゴのことは。
S原:あと好きなのはホラーでしてね。ホッケーマスクの殺人鬼が襲ってくる映画、知ってます?
Y木:有名ですよ。あれでしょ、「13日の金曜日」シリーズ。
S原:あれ?そんなタイトルだっけな。
Y木:そうですよ、ホッケーマスクといえば定番でしょうよ
S原:そうだっけ?えーと、若者たちがキャンプにいったら、次々と殺人鬼に襲われちゃって…
Y木:そうそう。
S原:たしか、1作目がヒットして続編も結構あったでしょ。
Y木:合ってるよ、それですよ。「13日の金曜日」。
S原:たしか、強いんだよね、ホッケーマスクの男が。
Y木:そうそう。
S原:かなりがっしりとした大きな体でね。
Y木:うん。
S原:あの武田鉄矢さんもすごい苦戦してましたからね。
Y木:え、武田鉄矢さん?ちょっと待って。武田さん、でてたの?
S原:うん。意外に知られてないんだけどね。
Y木:あーそう。
S原:で、武田鉄矢さんは刑事なんだけどね。長崎県の五島列島で犯人を追うわけ。ところが、そこで知り合った沢口靖子さん扮する松村海子と知り合いましてね。その実家が旅館なんですけど、そこへ住み込んでしまうんですよ。あ、お母さん役は星由里子さんね。そこへ、ホッケーマスクの男が襲ってきて……
Y木:いやいや、ちょっと。
S原:え?
Y木:違うんですよ。
S原:何が?
Y木:違う違う。それは「13日の金曜日」じゃなくて、「刑事物語3 潮騒の詩」(1984)。たしかに、最後ホッケーマスクの男が武田鉄矢さんと戦っていたけど、あれはジェイソンじゃないから。
S原:あー、ジェイソンじゃない?
Y木:うん。というか刑事物語は、そもそもホラーじゃねえから。どうやったら、刑事物語と13日の金曜日を間違うんだよ!全然違うだろ。怒られるぞ、武田鉄矢さんに。
S原:でも、結構人が死んでましたけど。
Y木:いいんだよ、刑事ものだから。悪い奴は死んじゃうんだよ。そんなことを言ったら、西部警察なんか、殺人鬼集団だよ。
S原:あーそうか。
Y木:なにが?
S原:だから、武田鉄矢さんって背が低いんだ。
Y木:関係ないだろ!昔、一般人に「背が低いのねえ」って言われて「わたしが、背が低いことであなたに迷惑をかけましたか!」ってマジギレしたんだからな。放っておいてやれよ。
S原:あと好きな映画がね。「ターミネーター」(1984)。知ってます?
Y木:知ってるよ、超有名じゃん。
S原:監督は、ジェームス・キャメロン・ディアスでね。
Y木:なんか2人の名前がくっついちゃってるよ。ディアスは要らないから。
S原:で、このジェームス・キャメローンがですね。
Y木:なんか銀行のカードローンみたいだな。キャメロンね。延ばさなくていいから、ローンって。
S原:このジェームス・亀ろんがすごいんですよ。
Y木:なんか亀になっちゃった?かわいくなったけど。サンリオでいそうだけどね、「亀ロン」って。
S原:あのーみなさん、主演の男の人って知ってます?
Y木:シュワちゃんでしょ。
S原:あーあの人、そういう名前なんだ。
Y木:いや有名でしょ。アーノルド・シュワルツェネッガー。なんで知らねえんだよ。
S原:ものすごく強くてね。もう銃なんかバンバン撃っちゃって。
Y木:そうですよね。アクションがね。すごいですよ、あれは。
S原:実際、よくみると少しほっぺたがたるんでるんだよね。
Y木:そう?それは気付かなかったけど。
S原:それに、たれ目気味なんですよ。
Y木:たれ目?そうかな?まあいいけど。
S原:うん。それにあれはベトナム帰りっていう設定なんですよ。
Y木:いや違う違う。あれは未来からきたんでしょ。
S原:そう思うでしょ。みんな、勘違いしてるのよ。あれはベトナムなの。
Y木:はあ、なんかの隠喩というか隠れたメッセージってことかな。
S原:うん。それに、結構えぐいシーンがあるんですよね。
Y木:あーそう?まあ、アクション映画ですから。
S原:人間がひき肉機でミンチにされたり、銃弾にわざわざ塩酸をいれたり、かなり主人公の性格がねちっこいんだよね。ちょっと、ああいう描写は、さすがにね。子供もみるんでね。どうかなと…
Y木:いやいや、ちょっと。
S原:え?
Y木:違うんですよ。
S原:何が?
Y木:それは「ターミネーター」じゃなくて、「エクスタミネーター」(1980)でしょ!タイトルがよく似てるけど、全然違いますから。「ターミネーター」は、みんなが観る映画。「エクスタミネーター」は中学生男子(だけ)が観る映画。主役のロバート・ギンティは、たれ目で頬がダブダブで、しょぼい奴なんだよ。
S原:あれ、ちょっと待って。ロバート・ギンティっていう人が主演?
Y木:そうだよ。
S原:たしか渋谷陽一が主演でしょ?
Y木:似てるけど違うわ!なんであんなキンキン声で早口の男が、アクション映画の主演やるんだよ。迫力ねえだろ。というか、このネタやめろ。ロッキンオンに訴えられるぞ。理屈っぽいんだから、あの会社は!
S原:でも、どっちもパート2があったでしょ。
Y木:あるよ。
S原:同じアクション映画だから、内容も同じようなものでしょ。
Y木:全然違うの!いい?「ターミネーター2」(1991)では、子供(エドワード・ファーロング)に『人を殺しちゃダメ』って言われるから、シュワちゃんは基本人を殺さないんだよ。いい奴になるんだよ。
S原:いい奴に。
Y木:そうだよ。ロバート・ギンティは、一人ずつ銃で撃つのが面倒だからって、もう火炎放射器でまとめて焼き殺すんだよ。
S原:炎?それはちょっと熱いかもかも。
Y木:熱いよ、そりゃ。当たり前だろ。
S原:あーそうか。
Y木:なにが?
S原:それが暑くて、キャメロンは「アビス」(1989)を撮ったんだ。水がたくさんあるから。
Y木:関係ねえよ。おまえ、キャメロンにキックされるぞ。
S原:そういうことでね。いままで懐かし映画について話してきましたけども。
Y木:はい。
S原:いまから、ぼくらのブログを読んでくださ~い。
Y木:まだ始まってなかったのかよ!いいかげんにしろ。
S原&Y木:どうもありがとうございました~。