S原:今回はこちらです!
Y木:カーアクションか。B級映画の宝庫やな(笑)
(あらすじ)
5年前、レニー(ジム・カヴィーゼル)は目の前で最愛の妻をひき逃げされてしまう。犯人の男は'72年型キャデラック・エルドラドを自らの肉体の一部のように自由自在に操り、美しい女性ばかりを餌食にしてきた戦慄の殺人鬼だった。現在、'68年型プリマス・バラクーダに乗るレニーは、その殺人カーの追跡にすべてを注いでいた。やがて彼は、一人の美しい女性モリーと出会う。車で事故に遭い、同乗していた友人がひき殺されてしまった彼女こそ、姿なき殺人鬼の新たなる標的だと確信するレニー。そこで彼は、モリーと協力して犯人を追い詰めようとするのだが……。
Y木:どうやった?
S原:結構、面白かった。意外とストーリーはちゃんとしてたし、車のアクションシーンも迫力あったし。トンネルの場面でもちゃんと撮影のために一般の人を通行止めにしてロケしたんやろうなと思うで。
Y木:ほう。B級映画のわりには、頑張ってそこはお金かけてるんや。
S原:やっぱりアメリカはすごいで。お金さえ払えばどんなロケでも出来るもんな。ニューヨーク市なんか守銭奴やから、「バニラスカイ」(2001)では繁華街が無人になるシーンをCGでなく実際に撮影してたから。金の力で他人をどかせて(笑)
Y木:たしかにな。
S原:この映画に話を戻すと、ちゃんとストーリーが1本筋が通っているから、観やすいかな。一応、カーアクションになる必然性もあるし。
Y木:おまえの言わんとすることは、わかるねんけど、どうなんかな。おれは昔からカーアクションとかイマイチ食指が動かんのよ。
S原:えー本物の車を使ってるねんで。
Y木:あたりまえやろ。
S原:あとはラストがちょっとな…
Y木:車がクラッシュしておしまいとちゃうの?
S原:そうなんやけど、そのあと「犯人」が登場するねん。
Y木:普通やん。悪役でしょ。
S原:うーん言っていいのかどうか…実は犯人は体が悪いねん、まあ身体に障がいがあるというか。事故で体を失ったのか、ちょっとわからん設定なんやけども。
Y木:ほー…その設定は何とも…
S原:そこだけが独特の雰囲気でな。奇をてらってるだけなのか、交通事故で体が不自由になったから、スピードに取りつかれているという意味なのか…
Y木:そうなんや。
S原:ま、B級映画やから、観終わったらすぐにそんなことも忘れてしまうけどな。
Y木:どないやねん。
S原:さあみなさん。よくあるカーアクション映画ですが、こいういうのが好物な人にはおススメです。え、なんですって?他のカーアクションものと、全然見分けがつかないですって?イエース・ザッツライト!べつにこの映画観なくても、生きていけまーすよー!
Y木:いつにも増して適当やなあ…